CBCのある名古屋市中区新栄から車で北へ約5分、名古屋市東区泉の老舗喫茶店「ボンボン」にお邪魔しました。名古屋を代表する老舗喫茶店として市民に愛されている「ボンボン」は、1949年(昭和24年)創業。つまり今年で70周年なのです。

「インスタ映え」で新たなファンも!

店内に入るとダークブラウンの壁や床、赤色のソファ、アンティークなライトやレトロな装飾が並び、まさに「純喫茶」の様相。





中継のため午後3時にお邪魔した時には、ほぼ満席状態。大人気です。

常連客の中には親子3世代に渡って来店している方も。
特に最近は店内のレトロな雰囲気、そしてスイーツがインスタ映えするとのことで、若い女性客も増えているそうです。
 

ドイツのお菓子技術を継承



お話を伺ったのは「ボンボン」の岩間浩衣さんです。



店内にはお店の歴史を感じられる写真が飾られています。

第一次世界大戦後、先代のお父様がドイツの方に影響を受けてケーキ作りの修行をし、その背中を見た先代が創業したのがこの「ボンボン」です。

ちなみに泉2丁目で現在の店舗をオープンしたのは1956年(昭和31年)とのことです。



「多くのお客様に来てほしい」との思いから、ほとんどのケーキが300円前後とリーズナブル。都心の立地から考えるとさらに驚きですね。
これらのスイーツは、常時30種類以上の中から選べます。



どれも美味しそうで迷ってしまいます。

中継では『ドラ魂キング』アシスタントの柳沢彩美アナウンサーおすすめで、ボンボンの一番人気という「マロン」(270円)を用意していただきました。



スポンジがふわふわ、クリームも優しい甘さ。
このたっぷりの生クリームは先代の頃からの味を変わらず守っているとのこと。材料もなるべく変えていないそうで、こだわりが詰まっています。

そして提供している珈琲は、甘いお菓子に合うように濃い目にしているのだそうです。



喫茶「ボンボン」の隣には洋菓子「ボンボン」があり、こちらでケーキのテイクアウトが出来ます。
 

16日まで感謝祭。復刻スイーツも登場!

そしてボンボンでは今日(6月3日)から16日(日)まで、創業70周年の感謝祭が行われます。



チラシには「復刻スイーツ」「創業当時からの懐かしいケーキ」の文字。
いったいどんなお菓子なのか、気になりますね。

こだわりと魅力が一杯の喫茶「ボンボン」、名古屋へお立ちよりの際はぜひ足をお運びください。
(CBCラジオレポートドライバー 山本衿奈)ボンボン
名古屋市東区泉2丁目-1-22
 

レポドラ日記
2019年05月31日16時46分〜抜粋(Radikoタイムフリー)