Surface Goで9時間も連続作業しても、残43%! 余裕のモバイルバッテリーcheero Power Mountain 50000mAhを試した

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ノートパソコンの小型軽量化やスマートフォンの高機能化、さらに通信の高速化により、外出先などでのインターネットを利用した作業も快適にできる時代となりました。

何処でもオフィスや自宅と同じように作業を行うために必要なのが、
・インターネット環境
・電源の確保
この2つです。

インターネット環境は、
できれば公衆無線LANなどWi-Fi環境を確保したいところですが、現在のモバイル回線のLTE通信でも十分に高速なので、スマートフォンのテザリング機能やモバイルW-Fiルーターでも作業ができます。

というわけで、今一番の問題は、電源の確保ということになります。
ネットカフェやコワーキングスペースでは、電源が用意されていますが、通常のカフェやフリースペースでの電源確保は、現在も不確実で、安定して確保するのは困難な状況です。

そのため、出先で長時間作業をする場合は、
モバイルバッテリーを準備しておくことが必要となります。

スマートフォンは大容量バッテリーを搭載するモデルが増えており、半日程度の通常利用であれば、十分にバッテリーが持つようになってきました。
一方、バッテリー持ちで不安があるのが、ノートパソコンです。

ノートパソコンは、インターネットなど通信を利用した作業の場合
省電力設定で約6〜8時間持つモデルもありますが、オフィスや自宅と同じように使えば、約3〜4時間でバッテリー不足に悩まされるモデルがほとんどだからです。

このようなノートパソコンの外出先でのバッテリー問題を解決するのが、

Power Delivery(PD)充電が可能なUSB Type-C搭載ノートパソコンとPD充電充電対応のモバイルバッテリーです。

筆者も今回、Windows 2in1タブレットのSurface Goを電源のない環境で、約9時間以上、連続で作業する必要に迫られました。
そこで、こうした状況でも対応できるモバイルバッテリー「cheero Power Mountain 50000mAh」を用意し、利用してみました。

今回は、「cheero Power Mountain 50000mAh」のノートPCでの使用感などを紹介します。


cheero Power Mountain 50000mAh


「cheero Power Mountain 50000mAh」は、
50000mAhという大容量に加えて、USB Type-CポートからPower Delivery で45Wまでの給電と充電に対応しています。
さらに通常のUSB口も2個あり、通常USB端子での急速充電も可能です。
サイズは、約100×100× 90mm、重量約860g。
このため、気軽に持ち歩けるサイズや重量ではありませんが、小型ノートパソコンをもう一台持ち歩くと思えば、所持しての移動は可能でしょう。
なお「cheero Power Mountain 50000mAh」本体の充電には、USB Power Delivery対応アダプタで、約8時間かかりますので、この点は注意が必要です。


Surface Goとcheero Power Mountain 50000mAh


筆者の今回の作業では、
・Surface Goをディスプレイつけっぱなしで利用
・インターネットは常時接続したまま利用
・約9時間、連続で作業を行った
作業の内容は、
・Chromeでワードプレス入力
・Office文書の編集
・画像編集ソフトGIMPで写真編集
・Dropboxにてクラウドストレージにファイルをアップロード
こうしたものでした。

Surface Goの動作環境は、「より良いバッテリー」という省電力モードで利用しました。
ほぼ9時間作業しっぱなしだったため、Surface Goは、cheero Power Mountain 50000mAhにて給電したままで使いました。


Surface Goで9時間作業後のcheero Power Mountain 50000mAhのバッテリー残量


結果としては、9時間を経過した後、
・Surface Goのバッテリー残量は100%のまま
・cheero Power Mountain 50000mAhのバッテリー残量は43%
まだまだcheero Power Mountain 50000mAhには裕がありました。
USB Type-Cからの給電は安定しており、Surface Goのバッテリーはずっと100%を維持されていました。まるで屋内の電源を使っているような安定感があり、安心して作業に集中利できました。

モバイル環境でも
・バッテリー切れを気にせずに安心/安定して使いたい、
・長時間、連続で作業したい
・長期間の旅行でも電源を確保したい
などの用途には、cheero Power Mountain 50000mAhは、心強い味方になってくれることは間違いないようです。


伊藤浩一