文部科学省とJAXAは、2019年度に「スペースデブリ(宇宙ゴミ)」を除去する技術の開発に着手し、2025年ごろに「宇宙ゴミ除去衛星」を打ち上げると、各メディアが報じています。


スペースデブリは地球の衛星軌道上を周回している非活動の人工物体。年々その数は増え続けており、今後の宇宙開発の大きな妨げになるとして問題視されています。宇宙開発競争が激化する中、日本はこの問題点において先手を切ることになります。


文科省は、2019年度の予算案にて、宇宙・航空分野に1560億400万円の予算を計上しており「デブリ除去技術の実証ミッションの開発」には3億300万円の予算が当てられる予定。


なお文科省は、スペースデブリの増加を防ぐために、世界初の大型デブリ除去の実証を目指し、各要素技術の開発を行うとしています。


参考資料:2019年度文部科学関係予算(案)のポイント  (PDF:11661KB)
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2018/12/21/1412042_01.pdf


 


Image Credit:いらすとや
■文科省 2019年度予算
http://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/h31/1408722.htm