AMDが2019年夏にリリース予定の「Zen 2」マイクロアーキテクチャ採用の第3世代Ryzen「Ryzen 3000」シリーズに、12コア以上のモデルが登場するとの期待を抱かせるベンチマーク結果が発見されました。

ユーザーのベンチマーク結果でデータベースを作るUserBenchmarkにRyzen 3000シリーズと思しきベンチマーク結果が現れたのを発見したのはタイのAPISAK氏。





User System Performance Results - UserBenchmark

https://www.userbenchmark.com/UserRun/14076820



テストマシンはマザーボードが「AMD Myrtle-MTS」という名の特注品で、AMDの開発機だと推測できます。



貧相なGPUやストレージのおかげもあって総合評価はUserBenchmarkの中では36パーセンタイルの位置にとどまっていますが、注目すべきはCPUスペック部分。



ES品のCPUのコード名は「2D3212BGMCWH2_37/34_N」でプラットフォームはAM4。12コア/24スレッドでベースクロック3.4GHz/ターボクロック3.6GHzと表記されています。



パフォーマンスはシングルスコアが「116」、マルチスコアが「1741」



TechPowerUpの読者の報告によると、UserBenchmarkでの各CPUスコアを比較すると以下の通り。



AM4マザーボードではこれまで8コアを超えるRyzen CPUは発表されておらず、CES2019でのリサ・スーCEOによる基調講演でも言及されていませんでした。しかし、CES2019で発表されたRyzen 3000のCPUには、もう一つのCPUダイを搭載するスペースがあったため、誰もが最大16コア仕様になるのでは?と予想しましたが、その予想は現実になりそうです。



今回発見されたRyzenは12コアであり、8コアのうち2コアをオミットした6コア+6コアの構成の可能性が高そうです。そうすると、8コア+8コア=16コアのフルスペックのRyzen 3000シリーズだけでなく、かつてPhenom II世代で起こったCPUコアを復活させて性能を解放する「おみくじ祭り」の再来にも期待せざるを得ません。