消費増税でも強気?今年ビール類販売減の計画は大手4社で1社のみ
一番搾りは4月に刷新する。ホップの配合を工夫し麦のうま味とホップの風味の調和を高める。さらに300万人規模のサンプリングを実施するなどPRを積極展開する。19年の販売目標は同1・9%増の3300万ケースで、ビール全体で前年並みの4660万ケースにする計画。
またクラフトビール事業では専用ディスペンサーで提供するサービス「タップ・マルシェ」の導入店舗数を19年末に前年末比で約85%増の約1万3000店に拡大を目指す。
(2019年1月10日掲載)
サントリービールは10日、2019年の事業方針を発表し、ビール類の販売数量で前年比3%増となる6460万ケース(1ケースは大瓶20本換算)を目指す。主力ビール「ザ・プレミアム・モルツ」をさらに強化するほか、第三のビールを大きく伸ばす。主力「金麦」を1月に大幅に刷新するほか、多様化ニーズに対応する新商品「金麦〈ゴールド・ラガー〉」を2月に、「マグナムドライ〈本辛口〉」を4月に発売する。
ザ・プレミアム・モルツは「泡」をテーマに「神泡」プロモーションを継続し、2月に東京・八重洲に旗艦店「神泡BAR」を開設する。19年販売数量で同1%増の1730万ケースを目指す。また業務用ビール市場の活性化に向け氷専用ビール「アイス・ドラフト〈生〉」を3月に全国の料飲店限定で投入する。
第三のビールでは金麦を刷新。麦芽使用量を同商品としては過去最大に引き上げて、麦のうま味を高めた。金麦〈ゴールド・ラガー〉は力強い飲み応えとコクが特徴で、本格的なコクを求めるニーズを狙う。同ブランドで同8%増となる3750万ケースに拡大を目指す。
また、第三のビールで本格的なキレ味のニーズに対応するのがマグナムドライ〈本辛口〉。99年に発売して好評だった発泡酒「マグナムドライ」を刷新して、第三のビールとして市場開拓する。
(2019年1月11日)
サッポロ、新「黒ラベル」の泡に注目
サッポロビールは9日、2019年の事業方針を発表し、ビールの再強化を柱として打ち出した。主力の「サッポロ生ビール黒ラベル」は1月にリニューアルし、品質管理強化により“白く美しい泡”を実現する。「ヱビス」では本格エールタイプの「ヱビス プレミアムエール」を2月26日に発売する。19年のビール販売は前年比3・7%増の3100万ケース(1ケースは大瓶20本換算)を目指し、ビール類全体では同0・3%減の4450万ケースを計画する。
18年は嗜好(しこう)の多様化や多発した自然災害などもあり、ビール類販売は同8・1%減の4466万ケースにとどまった。19年は「ビール再強化宣言」を掲げ、ビールブランドを強化する。
黒ラベルでは重要な要素の「泡」に着目し、品質管理の徹底と製造方法の工夫により、「白さと美しさ」を高めたという。ヱビスは「本物・本格」のイメージを高める。ヱビス プレミアムエールを通年発売し、新たなプレミアムビールを提案する。
また、第三のビールでは18年12月に刷新した「サッポロ 麦とホップ」を拡販。さらに、4月に高発酵・強炭酸の「サッポロ 本格辛口」を発売しニーズ多様化に対応する。19年販売目標は同5・5%減の1150万ケース。
(2019年1月10日掲載)
