タレントの矢口真里が、10月21日放送の『マルコポロリ』(関西テレビ)に出演した。

 番組では芸能人たちの破天荒な父親を特集。矢口の父が若いころの「バリバリのリーゼント」写真が紹介されると、共演者からは「モテたでしょう?」の声が次々と上がる。

 これに対して矢口は、現在は還暦を迎えた父の過去について振り返った。

「モテモテですね。結婚前がすごくて、10何股ぐらいしていて、みんな他に女の人がいるって知ってて付き合ってたみたいです。

 (父は)リアル『湘南爆走族』。(バイクが)何十台ですね。先頭と一番最後に警察がついてくるような」

 超がつくほどのプレイボーイだったが、「家庭的」という理由で、交際女性たちの中からいまの矢口の母を選んだ矢口父。結婚後は真面目に会社勤めを始めたが、大好きな車いじりはそのまま続けていた。

「結婚してからもバイクとか、改造車両に乗って。私が生まれてすぐにバイクで大クラッシュして、病院に運ばれて3日間意識が戻らなかった。いまだになんかいじっていて、いまはラジコンボートの大会に出ています」

 矢口が中学生のころには「シャコタン・爆音マフラー」の改造車で学校に迎えに来たことがあり、あまりの恥ずかしさに他人のフリをしたことがあったという。

 現在、車の営業の仕事をしている父親に対し、矢口は切実な願いを吐露していた。

「自己紹介で『矢口真里の父です』って言うんです。本当にやめてほしい」

 
 父親は「モーニング娘。」として活躍した娘をずっと自慢していたいに違いない。