トミー・ラステラ【写真:Getty Images】

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カブスの三塁手ラステラが、ファウルゾーンへの打球をスタンドへ飛び込みながらキャッチ

 米大リーグで半端ないプレーが生まれた。三塁ファウルゾーンに上がった打球を、スタンドに飛び込みながらキャッチ。MLBが公式インスタグラムで執念の捕球シーンを動画で公開すると、ファンからは喝さいが送られている。

 23日(日本時間24日)のカブス-レッズ戦だった。半端ないガッツを見せたのは、カブスの三塁手ラステラだ。初回、無死。レッズの3番・ボットの打球は三塁ファウルゾーンにふらふらと上がった。このボールを追いかけるラステラ。捕れるのか、捕れないのか……。落下点はスタンドギリギリだ。

 意を決したラステラは、左手のグラブを伸ばしながらボールを見事にキャッチ。そのままファンの海の中へと飛び込んだのだ。一瞬上半身がすべて客席に消え、両足だけが出ている状態に。無事なのか――。そんな心配もよそに、ボールだけは手放さなかった。すぐに左手を挙げて捕球をアピール。アウトに仕留めたのだ。

 こともなげに定位置に戻るラステラの姿は最高にクール。これには赤いレッズのユニホームを着た敵地のファンも思わず拍手を送っていた。

「なんてプレーだ」「常軌を逸したキャッチ!」ファンからは称賛相次ぐ

 このシーンをMLBが「トミー・ラステラが青い海へ消え去った!」とタイトルをつけて公開。ガッツあふれるプレーにファンの称賛が集まっている。

「なんてプレーだ」

「なんでファンが彼のキャッチを邪魔するんだ!彼が捕れるようにしてあげないと」

「一瞬、カブスの本拠地かと思った」

「グレイトキャッチ!」

「常軌を逸したキャッチ!」

「この努力は素晴らしい」

 チームは敗戦したが、この執念のダイビングキャッチは敵地まで詰めかけたカブスファンの脳裏に刻まれたことだろう。(THE ANSWER編集部)