24日放送、毎日放送「戦え!スポーツ内閣」に、ガンバ大阪の遠藤保仁が出演。日本代表復帰を望む周囲の声に意気込みを表した。

この夏開催のロシア・ワールドカップ(W杯)出場を決めた日本代表だが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督に対する批判の声も少なくない。出演していたお笑いタレント平畠啓史は、堅守速攻を採用する同監督に、本田圭佑や香川真司、岡崎慎司の“ビッグ3”を起用すべきと提言した。

3人の代表復帰について問われた遠藤も「必要っすね」と同調。「パスも出しやすいですし、欲しいときにボールを渡してくれる」と、ビッグ3がいれば「味方としても楽」だと賛成した。

すると、平畠はその遠藤も代表に呼んでほしいと力説する。「要るなあ、この選手」と冗談交じりで応じた遠藤について、平畠は「(自身の番組に来てもらうために)忖度も若干ある」としつつ、得点を奪うためにフリーキックの切り札として遠藤を招集すべきだと述べた。

じつは、日本代表は2013年9月6日のグアテマラ戦を最後に、4年半近くも直接フリーキックから得点を挙げていない。その選手こそが、遠藤なのだ。

サッカーにおいてセットプレーの得点は、全得点の3〜4割を占めると言われている。それだけに、遠藤も「どこの国見渡しても、こんなに決めていない国ってないんじゃないですか」と、これだけ長期にわたりフリーキックからのゴールがないことに驚きを表している。

そのフリーキックで見事なゴールを決めてきた遠藤は、平畠や出演者から代表復帰をうながされると「そうですね。入りたいですね」とコメント。MC武井壮からアピールをすべきと振られると、「(本番まで)残り3〜4カ月あるので、なんかやりましょうか。アピール」と意気込んだ。