新たなクラウドテクノロジー
 インダストリアルな企業は、クラウドコンピューティングの中核となるベネフィット、すなわち効率性、俊敏性、スケーラビリティを活用しています。GEベンチャーズのデジタル・ベンチャーのマネージングディレクター、マイケル・ドルベックによると、ソフトウェアの「コンテナ」と「エッジ」技術はこれらの利点を今後さらに拡大するとしています。

 「コンテナを使用している伝統的な企業では、たくさんのリソースとサポートがあるにも関わらず、クラウド内にあるコンテナについてしか気にしていない。」とマイケルは述べています。

 「システムのエッジ側である風力タービン、航空機エンジン、貨物列車などに、巧妙に設計された軽いソフトウェアを、コンテナに組み込まれたセキュリティを含めて適切に設計すると、正しいプロセスを正しいスケールアップまたはスケールダウンによって産業グレードのパフォーマンスで走らせることができます。機械学習とディープラーニングの恩恵によって、エッジコンピューティングもさらに賢くなり、デバイスをリアルタイムで制御することができるようになるのです」

機械学習とディープラーニングによって、エッジコンピューティングもさらに賢くなり、デバイスをリアルタイムで制御することができるように。 (画像提供:ゲッティイメージ)
まとめ
 2018年は、画期的なテクノロジーとビジネスリーダーを融合させ、よりスマートで意思決定が可能になる一年になるだろうとGEベンチャーズは考えています。シンプルになったデータ分析によってビジネスリーダーはより良い情報を得て決定を下すことができます。

 医師は治療を計画する前に何千もの遺伝子のライブラリーを利用することができます。消費者は、消費者ニーズに合わせて個別に生産された製品を利用することができます。そして、再生可能エネルギーは、これらを実現するためにより身近な電源になっていくでしょう。

 本稿にてご紹介した新たなテクノロジーは積層造形技術のように、人々をより高い価値を提供し、そして効率的にしていくと考えています。2018年、ビジネスリーダーは、新たなダイナミックな方法でイノベーションの潜在能力とこれらへの投資にフォーカスしていく年になるでしょう。

(最上部と上):GEグローバルリサーチのVR制御ロボットのような画期的な技術を賢く統合させ、よりスマートに、より迅速にビジネスリーダーの意思決定を促します。(画像提供:GEグローバルリサーチ)