敗退決定済みのヘルタ、原口が先発もエステルンドにドローで終戦《EL》

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▽ヘルタ・ベルリンは6日、ヨーロッパリーグ(EL)グループJ最終節でエステルンドをホームに迎え、1-1で引き分けた。ヘルタのMF原口元気は81分までプレーしている。

▽前節グループステージ敗退が決まった最下位ヘルタ・ベルリン(勝ち点4)は主力を温存。公式戦ここ5試合ベンチ外が続いていた原口が[4-2-3-1]の左MFで先発となった。

▽既に決勝トーナメント進出を決めている首位エルストンド(勝ち点10)に対し、徐々にポゼッションを高めていったヘルタは、17分に原口が単騎突破でボックス左へ侵入。シュートを浴びせていく。このプレーで得たCKの流れからダルダイのボレーシュートがバーを直撃した。

▽その後もヘルタが攻勢に出ると、35分には原口がドリブルで持ち上がってボックス左に侵入。左足でシュートを放ったが、GKの守備範囲に飛んでしまった。

▽0-0で迎えた後半もヘルタが攻勢をかけたが、59分に失点する。セットプレーの流れからボックス左のパパギアンノプーロスにコントロールシュートをゴール左へ流し込まれた。

▽それでも61分、ヘルタが追いつく。ダルダイのスルーパスを起点にボックス左のミッテルシュタッドが中へ折り返し、最後はペカリークが蹴り込んだ。

▽しかし、これ以降ヘルタは反撃に転じられず、86分にはミッテルシュタッドがボックス内でケン・セマを倒してPKを献上。キッカーのヌーリが枠の右を狙ったシュートはGKクリンスマンが止めたものの、1-1のまま試合終了となった。

▽グループJもう一試合のゾリャvsビルバオは0-2でビルバオが勝利し、逆転での首位通過を決めている。