芸人がファンに刺された!悲劇のリケ女(黒川智花)に沢口靖子が迫る【科捜研の女】
沢口靖子演じる法医研究員・榊マリコを中心としたひと癖もふた癖もある研究員たちが、専門技術を駆使しながら難事件の解明に挑む姿を描いたドラマ『科捜研の女』。
11月16日(木)、同作第17シーズンの第5話が放送される。
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人気芸人がファンに刺殺される事件が発生! 刺したと思われる女性も死亡した。通報したのは、その芸人の恋人で昆虫学者の“リケ女”渚佐麻由(黒川智花)で、デート中の出来事だったという。
防犯カメラは故障により映像は残されていなかった。しかし、破断したケーブルの表面に残された光る粉が、真犯人を追い詰める手がかりに…。
◆あらすじ
ブログが大人気のイケメン芸人・桑原バグこと桑原博文(牧田哲也)の刺殺体が高台にある公園の展望台で見つかり、そのファンである有村葉子(吉村泉)の遺体が展望台の崖下から発見された。
通報者で桑原の恋人・渚佐麻由(黒川智花)によると、展望台で桑原と夜景を楽しんでいると突然現れた葉子にナイフで襲われ、麻由を庇った桑原が刺されたという。葉子はその直後、桑原を刺したショックからか、展望台から自ら身を投げたらしい。
早月(若村麻由美)の解剖により、桑原の死因は刺傷後にナイフを抜かれ大量出血したためのショック死と判明。ただ、両腕の上腕外側に残された皮下出血が何によるものか不明だったが…。一方、葉子の死因は脳挫傷と断定され、麻由の供述通り展望台から飛び降りた可能性が高い。
亜美(山本ひかる)が調べた防犯カメラのレコーダーは故障、映像は残されていなかったが、葉子の血液指紋が残されたスマートフォンを復元した結果、葉子が桑原のブログに頻繁にアクセスしていたことが判明。蒲原(石井一彰)の調べで葉子が“桑原に近づく自分以外の女は殺す”、という不気味なファンレターを送っていたことがわかる。
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大学で助手を務める麻由との交際を写真週刊誌に暴露されていた桑原。その記事を見た葉子が麻由を襲い、庇った桑原が刺殺されたようだ。麻由が桑原に刺さったナイフを抜いたのなら返り血を浴びたはず…。
麻由の着衣に血痕がほとんどついていなかったことに疑問を感じたマリコ(沢口靖子)が麻由に質問すると、桑原を刺した後にパニックに陥った葉子がナイフを抜き、展望台から飛び降りたという。葉子を止める間もなかった、と麻由は唇を噛むが…。
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防犯カメラの故障の原因を調べると、ケーブルが切れていることが判明した。詳しく調べると、ケーブルは内部から破断したように見え、その表面にはキラキラ光る粉のようなものが…。
その鱗粉を調べた結果、意外なものであることが判明した。鱗粉の正体を足がかりに、マリコらは事件の意外な真犯人を追いつめていく…!