リー・イージエとウー・カンレン(左から2人目と3人目)

写真拡大 (全2枚)

(台北 19日 中央社)公共テレビ(公視)の新プロジェクト「PTSオリジナル」(公視新創電影)は台北市の映画館「光点華山電影館」と共同で、新作のテレビ映画2作品を上映する映画祭を30日から来月8日まで開催する。記者会見が18日に行われ、両作品の監督と出演者のウー・カンレン(呉慷仁)、リー・イージエ(李亦捷)が作品をPRした。

映画祭は「恐怖来自於深沈的愛」(恐怖は深い愛から来る)と題し、カンレン主演の「ピンポン」とイージエ主演の「林投記」の2作品を通じて人の暗黒面を探り、人々の愛に対する執念が恐怖の行為を引き起こし、災いをもたらす可能性を伝える。

「ピンポン」は台湾の田舎で地元に伝わる怪奇伝説を思い起こさせるような殺害事件が発生したのを発端に、卓球コーチらが調査に乗り出すというストーリー。若手新鋭監督のジエン・シュエビン(簡学彬)がメガホンを取る。「林投記」は南部・台南に古くから伝わる「林投姐」の恐怖の物語を題材にした作品。若手監督のホン・ズーポン(洪子鵬)にとって初の長編作品となる。

チケットは20日発売。

(江佩凌/編集:名切千絵)