8月31日の移籍市場最終日までに決まるか。内田の動向に注目が集まる。(C)Getty Images

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 7シーズンを過ごしたシャルケ04からの退団が有力視される日本代表DF、内田篤人。その新天地について、ドイツの『BILD』紙が新たな可能性を報じている。
 
 獲得に本腰を入れそうなのが、ドイツ2部クラブの1FCウニオン・ベルリンだ。旧東ドイツの古豪で、近年はロシア資本の流入によりチーム強化が進み、昨シーズンは2部で4位に躍進した。今シーズンは初のブンデスリーガ昇格を現実的な目標として捉え、経験豊富な内田に白羽の矢を立てたというのだ。
 
 同紙によると、「ウニオンは右サイドバック、クリストファー・トリメルと定位置を争える即戦力を探してきた。ウチダは格好の人材で、ブンデスリーガと日本代表での確かな実績はクラブが必要とする側面だ」と記した。
 
 現在の監督はイェンス・ケラーで、かつて2012年10月から2年間、シャルケで指揮を執った。内田に全幅の信頼を寄せた人物で、「ケラー自身が強い関心を寄せている。彼ならウチダを上手く活用できるだろう」と書き添えている。
 
 ウニオンは開幕したブンデスリーガ2部で、2勝1分けと好発進。FWセバスティアン・ポルターやMFフェリックス・クロースらが主軸を担う。
 
 はたして刻々と迫る移籍市場のタイムリミットまでに、内田の新天地は決まるのか。ウニオンもひとつの有力候補なのは間違いなさそうだ。