ボーカロイド・初音ミクが誕生して10年。『千本桜』などメジャーな楽曲も多く誕生し、ボカロP出身のアーティストも多数輩出されていますが、そんな中、ある『Twitter』ユーザーが小学生の娘に給食時間の時にかける曲がボカロはダメだと言われたというエピソードをツイートして賛否両論が展開されています。

小学生の娘からの疑問

「給食時間に好きな曲をかけてもらえるのだけれどボカロ曲は先生ダメだって言った。どうして?聞いたら機械の声だからダメだって。でもPerfumeはいいんだって。どうしてかな・・・」

職員室に乗り込み父親として小一時間問い詰めたくなった
まさにその瞬間であった

これに対しては、「うちの学校もボカロはダメで歌い手が歌ったものならいいという決まりがある」といった同じような方針のところや「中学の時に放送委員でアンケートを取って『ハレ晴レユカイ』や『もってけセーラーふく』を投票しまくったらお蔵入りになった」というアニソンがNGとなるエピソードを紹介するツイート、「食事の時に歌って給食が喉に詰まって死んでしまうから」という理由でインスト曲だけが許されていたという学校の話などが集まっていました。

放送で流す曲が限られるということに関しては、「突き詰めていくと何が機械音なのかわからなくなる」「議論していると最終的にはクラシック音楽しかダメになるのでは」という声がある一方で、「学校は自分の趣味嗜好を導入する場じゃない」といった意見や「ルールを破って怒られるところまでが思い出」というツイートも。筆者も小学時に放送委員で、B’zを流して先生に呼び出されたという経験があったりします。

ボカロ曲については「(先生が)素直に嫌いといえば納得できる」といったツイートが見られたほか、「ボカロばっかりになれば苦しい」という声や、聴覚過敏気味という人からは「大きな音も苦手だし機械音も苦手だから(禁止となるのが)わからなくもない」といった意見もありました。

いずれにしても、学校や先生の方針によっても大分差があるようでもあり、ボカロ曲にとどまらずこれからも引き続き問題視されることが完全になくならないのではないでしょうか。

※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/hatunemix/status/881661947535544320 [リンク]