上田桃子

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NHK「グッと!スポーツ」(23日放送分)では、女子プロゴルファー・上田桃子がゲスト出演。今月、中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンで約3年ぶりのツアー優勝を飾った2007年の賞金女王が、学生時代からのライバルだった諸見里しのぶとの険悪な関係を明かした。

9歳からゴルフを始めた上田は、「やってやれないことはない」という信念を持ち、連日夜まで練習を続けると、高校では全国大会に出場するまでに成長した。

だが、上田と同じ歳で当時から圧倒的な強さを誇っていた諸見里しのぶが大きな壁に――。それでも負けん気の強い上田は、「同じ人(コーチ)に習えば絶対自分の方が強くなるだろう」という発想から、諸見里を教えていた江連忠氏に師事したという。

相葉雅紀から「同じ練習場にいても、バチバチでした?」と訊かれた上田は、「バチバチでした」と即答。今でこそ仲の良い二人だが「正直、初めて二人でご飯を食べたのは数年前」と明かし、周囲を驚かせた。

「口はきいてた?」という質問には、「おはようとかは言ってましたけど」と前置きした上田だが、当時の練習については「どっちかが終わるまで、どっちかは終わらないっていう。いつもゴルフ場で私としのぶが暗くなるまで残ってた。私、練習大嫌いなんですよ。でも負けるの嫌いなんで。しのぶより練習しなかったら、しのぶに勝てるわけないって思ってたので『早く終われよ』って思いながらやってました」と苦笑い。

すると番組では、諸見里が登場。彼女もまた「トーナメントをやっていても、スコアボードで優勝したとか、誰が調子いいとかじゃなくて、まずは上田桃子がどの位置にいるか。だから本当に諸見里しのぶ上田桃子っていう感じ」と振り返った。