ブラッサイの略歴
1899年 ハンガリーの町ブラッショーに生まれる。
    3歳のとき父親がソルボンヌ大学で教鞭をとるため家族と1年間パリで暮らす。
    このときの経験が彼にとってパリが忘れられない町となったのであろう。
    ハンガリーへ戻った後、ブタペストのアカデミーで絵画と彫刻を学んでいる。
1920年 ベルリンに渡りジャーナリストとして働き、ファインアートを学んだ。
1924年 パリへ移住し、ジャーナリストとして働き、ケルテスの指南で写真を始める。
    パリを舞台にカメラマン、彫刻家、映画製作者としてフランスで有名になる。
1933年 最初の写真集 「Paris by Night / 夜のパリ」を出版し一躍注目を浴びる。
1984年 フランスのニースで死去。

●Édouard BOUBAT / エドゥアール・ブーバ
パリで生まれ、パリで暮らし、戦後のパリを撮り続けた写真家。1946年から写真を撮り始め、後に有名な写真エージェンシー「Rapho」に所属。1968年にフリーの写真家になり、何気ない日常の人々を美しく写真で表現していくだけでなく、日々を踏破したような、浮世離れした作品も多い。まるでその時と場所が特定できないほどだと言われている。アンリ・カルティエ=ブレッソン、 ロベール・ドアノーらと共に20世紀を代表するフランスの写真家の一人である。

エドゥアール・ブーバの略歴
1923年 パリのモンマルトルで生まれる。
1937年 工芸学校エコール・エスティエンヌでグラビア製版を学ぶ。
1946年 写真を撮り始め、後に写真エージェンシー「Rapho」で働く。
1947年 最初の写真、落ち葉の小さな女の子を月刊誌の為に撮影。
1951年 ラ・ヒューヌ画廊での4人展にブラッサイ、ドアノー、イジスと共に選ばれる。
    雑誌「レアルテ」のアート・ディレクターの目にとまる。
    同誌の仕事で世界各国を飛び回り、ルポルタージュ写真家としても名声を確立。
1957年 世界写真作家シリーズ「海の抒情 Ode maritime」出版(平凡社)
1971年 アルル国際写真フェスティバルの主賓となる。
1995年 新宿の小田急美術館で写真展開催。
1999年 76歳で死去。

●Claude Batho / クロード・バトー
幼少時から父の小さなラボで写真を眺めていた。Beaux Arts de Parisでドローイング・ペインティングを学んだ後、Archives Nationalesで写真家として務め、結婚後は自宅をラボ化して、バスルームでプリントを行い、ベッドルームでリタッチを行った。テーマは一貫して「ライフスタイル」。自宅から見える風景、光が射し込む窓辺、テーブルの上の静物・食物、キッチ ン・ツール、ウォール・ウィンドウ・インテリアの断片、そして二人の娘たち。何気ない日常の中に垣間見える美空間。静物達の内なる声が聞こえてきそうな静謐な図版の数々。ノスタルジックな雰囲気と抜群のセンスである。