日本人サッカー選手は世界各地のサッカーリーグでプレーしている。欧州の一流クラブチームに移籍する日本人選手も増えつつあるほか、オーストラリアやタイなどに活躍の場を求める日本人選手も少なくない。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本人サッカー選手は世界各地のサッカーリーグでプレーしている。欧州の一流クラブチームに移籍する日本人選手も増えつつあるほか、オーストラリアやタイなどに活躍の場を求める日本人選手も少なくない。

 中国のスーパーリーグは近年、カネに物を言わせて世界中から有名選手を獲得している。過去には日本人選手が数人プレーしたことがあるものの、現時点で中国スーパーリーグでプレーする日本人選手はいない。

 日本人選手の実力と、中国スーパーリーグの資金力であれば、もっと日本人選手が中国でプレーしてもおかしくはないはずだ。これに対し、中国メディアの今日頭条はこのほど、なぜ中国スーパーリーグは日本人選手を歓迎しないのかと疑問を投げかけている。

 記事は、中国スーパーリーグの各クラブが限られた外国人選手枠を活用する方法として「1人はストライカー、1人は司令塔、1人は韓国人選手のディフェンダー」という流行があると説明。しかし日本人選手の強力なストライカーやミッドフィルダーはみな欧州に移籍しており、ディフェンダーの選手であれば韓国人選手に劣ると主張し、これが中国スーパーリーグが日本人選手を獲得しない理由だと主張した。

 また「日本サッカーはチーム全体でのプレーを非常に重んじるゆえに、日本人選手を1人採用しても効果がない」と指摘。さらに「日本人選手を3人獲得すれば効果があるかもしれないが、中国スーパーリーグは個人プレーを重視するゆえ、それら日本人選手の使い道がない」と説明、それゆえに「中国スーパーリーグに日本人選手の姿はないのだ」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)