アニメ映画初主演を果たした、女優のん 関係者は「起用して、良かった」と評価
先日「能年玲奈」から改名した「のん」が9日、都内にて、主演声優として参加した劇場アニメ『この世界の片隅に』の試写会に、監督・片渕須直氏、原作者・こうの史代氏と共に出席した。
実施されたトークショーで、声優の仕事に初挑戦という「のん」への主演オファーについて、片渕監督が語った。
「第二次世界大戦中の広島・呉のことを調べているうちに、主人公のすずさんという人物を感じたくなった。どんな声があてはまるだろう考えたら、のんちゃんしか思い浮かばなかった」とはっきりイメージ出来たことを明かした。
そして、仕上がった作品について「やっぱり、のんちゃんにやってもらって良かった」と評価。予想した通りになったと話した。
「主人公のすずさんが、血や肉が通っている人として、映画の中に存在出来たと思っています」とプラスに働いた点も示した。
監督は、アフレコ現場も回想。「のんちゃんから、たくさんの質問をうけた。質問攻めというぐらい。でも、それは僕にとっても有難かった。主人公のことを、とても理解してもらえたし、作品に新たなアイデアを盛り込むことも出来た」と二人のエピソードも紹介した。
その監督の発言を聞いて、のんはしきりに恐縮。「本当にごめんなさい。私の質問、しつこかったのですね」と下を向く場面も。お互いが全力でぶつかっていた様子をのぞかせていた。
同作は、戦火に包まれていく日常の中で、日々を大切にしながら生きるすずの姿を描いたもの。
制作にあたっては、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」を活用。目標金額を21,600,000円に設定していたところ、3,374人のサポーターが賛同。39,121,920円の支援が集まり、完成にこぎつけた。
映画は11月12日より、テアトル新宿、ユーロスペースほかにて全国ロードショー。
■関連リンク
映画「この世界の片隅に」 - 公式WEBサイト
実施されたトークショーで、声優の仕事に初挑戦という「のん」への主演オファーについて、片渕監督が語った。
「第二次世界大戦中の広島・呉のことを調べているうちに、主人公のすずさんという人物を感じたくなった。どんな声があてはまるだろう考えたら、のんちゃんしか思い浮かばなかった」とはっきりイメージ出来たことを明かした。
そして、仕上がった作品について「やっぱり、のんちゃんにやってもらって良かった」と評価。予想した通りになったと話した。
「主人公のすずさんが、血や肉が通っている人として、映画の中に存在出来たと思っています」とプラスに働いた点も示した。
監督は、アフレコ現場も回想。「のんちゃんから、たくさんの質問をうけた。質問攻めというぐらい。でも、それは僕にとっても有難かった。主人公のことを、とても理解してもらえたし、作品に新たなアイデアを盛り込むことも出来た」と二人のエピソードも紹介した。
その監督の発言を聞いて、のんはしきりに恐縮。「本当にごめんなさい。私の質問、しつこかったのですね」と下を向く場面も。お互いが全力でぶつかっていた様子をのぞかせていた。
同作は、戦火に包まれていく日常の中で、日々を大切にしながら生きるすずの姿を描いたもの。
制作にあたっては、クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」を活用。目標金額を21,600,000円に設定していたところ、3,374人のサポーターが賛同。39,121,920円の支援が集まり、完成にこぎつけた。
映画は11月12日より、テアトル新宿、ユーロスペースほかにて全国ロードショー。
▼ (左から)片渕須監督、のん、こうの史代氏
▼ のん
▼ 映画「この世界の片隅に」特報1
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