池田、2日目にチャージをかけて10位タイに浮上!(撮影:上山敬太)

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<フジサンケイクラシック 2日目◇2日◇富士桜カントリー倶楽部(7,471ヤード・パー71)>
 初日4オーバーの“75”と出遅れていたリオデジャネイロ五輪日本代表の池田勇太は6バーディ・1ボギーの“66”と5つスコアを伸ばし、トータル1アンダー10位タイに浮上した。
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 めったに弱音を吐かない男が、さすがに表情をゆがめた。「今週は辛い。体も何も疲労がピーク」。五輪がスケジュールに加わったことにより過密となった夏場の海外メジャータイトル。「全米オープン」から7月末の「全米プロゴルフ選手権」まで3つのメジャーに出場し、そこからリオデジャネイロでのオリンピックに参戦。「(疲れは)貯蓄してきたものだと思う」と、世界を飛び回った夏場の疲れがこたえている。
 「オリンピック終わったらさすがに2週間くらい休みたかったけど…」前週の「RIZAP KBCオーガスタ」はディフェンディングチャンピオンとして臨む一戦だっただけに休むわけにはいかなかった。「気合い入れてやってそのツケがきた。振っても振れないし思うようにいかない」。長い長い富士桜がより長く感じる2日間だった。
 今週は専属の福田キャディが体調不良のため休養しており、女性ハウスキャディを起用。「昔を思い出す感じでやっている」と不安はないが、やはり気がかりは体調面。時差ボケはもう解消しているものの「今は逆に寝すぎてベッドから出たくない。早くこのダルい感じが抜けてほしい」と週末の体調回復を期待した。
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