学生の窓口編集部

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大学の友だちや恋人と待ち合わせの約束をするときには、「何時にどこで」と、時間と場所を指定するケースが多いはず。大学生も立派な大人、約束を守ることは最低限のマナーです。一方で時には「ヤバい! 約束の時間に間に合わない!」なんてこともあるのではないでしょうか。こんなときの言い訳メールをレクチャーします。

■言い訳の前に伝えるべきこと

約束の時間に間に合わないことがわかった時点で、謝罪の文章を送るのは、大人として基本の行動です。謝罪の言葉と共に、到着予定時刻、そして相手を気遣う一言まで添えておけば、待ち合わせ相手を不安にさせることはありません。こうした言葉と共に、状況に応じた「言い訳」を上手に活用することで、好感度ダウンを避けられるでしょう。

■何を言っても「言い訳」です

言い訳LINEを送信する前に、必ず頭に入れておきたいのが、「言い訳とは何か」という点です。「渋滞にはまって、動けない」「仕事が片付かなくて、約束に間に合わない」などは、遅れる本人にとっては「紛れもない事実」かもしれません。しかしそれは、待ち合わせ相手には関係のないこと。「相手を待たせている」という事実は何も変わりません。相手のことを思いやるなら、「自分が遅れている以上、何を伝えても言い訳になる」ということを自覚してください。

■上手な「言い訳」とは?

何を言っても「言い訳」になってしまう以上、相手を不快にさせない言い方を心掛けることは、非常に重要なことです。同じ言い訳でも、「だって○○だったんだもん!」と「申し訳ありません。実は○○という理由で……」とでは、印象が大きく異なります。

上手に言い訳するための基本は、「人(環境)のせいにしない」ということです。「渋滞にはまって、動けなかった」という言い訳をしても「じゃあ、もっと早く出ればよかったのでは?」と思われる可能性が大。まるで「自分は悪くない!」と言っているみたい……と思われてしまうでしょう。

より上手な言い訳を実践するなら、「渋滞にはまって動けない」という事実の後に、「もっと早く出ていれば間に合ったのに……私のミスです」と、自分が悪いことを明確にするのがおすすめです。言い訳をした上に、さらに責任逃れをしてはいけません。言い訳をしながらも、自分の非を認め、素直に謝罪をしてください。

■「渋滞」以外にも

このテクニックは、渋滞以外の言い訳にも応用可能です。「課題・バイト」を言い訳に使うなら、「自分に計画性がなかった」ことをおわびしましょう。「寝坊」が原因なら、「楽しみにしすぎていて、夜寝られなかった」と伝えると、相手の気分は害しません。

待ち合わせに遅刻しそうになったら、まずは素直な謝罪と、上手な言い訳を用意することがポイントです。とはいえ、同じ相手に何度も使える方法ではありません。大学生のみなさんは、友だちをなくさないよう本当に困ったときの「奥の手」として活用するのがおすすめです。

(ファナティック)