【PC時短塾6】意外と知らない! 文章入力をよりスピーディにするための時短技

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WordやExcelなどで資料作成をしているとき、「あとちょっと入力がスピーディなら早く仕事が終わるのに……」と思ったことはありませんか? 実は、ちょっとした小技を駆使することでタイピング速度が多少遅くても文書の作成時間を短縮することができるのです! そこで、今回はそんな文章入力に役立つ小技を紹介したいと思います。

■誤変換してしまった文字を再変換する

「再変換」キー

入力ミスしてしまった場合、「Back Space」キーを使って文字を削除し、改めて入力しなおすケースがあります。しかし、入力した文字そのものが間違っていない漢字などの“誤変換”の場合は、該当する文字を選択して「再変換」キーを押すことで変換しなおすことができます。意外と知られていない機能ですが、再入力の手間が省けるので時間短縮につながります。

●誤入力してしまった文字を一括で直す

文書作成が完了したあと、スペルや固有名詞名の入力ミスが判明した場合、ひとつひとつ直すのは面倒な作業となります。そんな場合は「置換」機能を利用して誤った文字を正しい文字に一括変換すれば、修正の手間が省けます!

■コピーするドラッグ操作を減らす

作成した文章などをコピーするとき、ドラッグ操作で範囲を選択していくとクリックしたままマウスを動かすことになります。回数が多くなれば、疲れるだけでなく腱鞘炎などの原因にもなります。そんな時は、コピーしたい範囲の始点にカーソルを合わせ、マウスのポインタだけ範囲の終点まで持っていき、「Shift」キーを押しながらクリックしてみましょう。すると始点と終点までの間にある文章が選択されます。何度もコピー&ペーストを繰り返す場合に活用すると仕事のスピードアップにも繋がります!

■まとめ

今回紹介したテクニックは、使い慣れると便利ですが、意外と知られていないものをセレクトしてみました。効率的に文書を作成してノー残業を目指しましょう! 次回は、パソコンそのものの速度を少しアップさせるためのメンテナンステクニックをご紹介したいと思います。お楽しみに!

(古作光徳)