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日立製作所は5月10日、Internet of Things(IoT)関連ソリューションの開発と容易なカスタマイズを可能とするIoTプラットフォーム「Lumada」の提供を開始したと発表した。

Lumadaは、データの統合、分析やシミュレーションから知見を得るソフトウェア技術などで構成されるオープンで汎用性の高いプラットフォーム。

Lumadaの特徴は「オープン」「適応性」「高信頼」だ。

Lumadaはオープンで柔軟性の高い構造で設計されているため、エコシステムにおける日立のパートナーの技術を容易に補完し、幅広い業種向けのソリューションを構築することができる。

また、機器の予兆保守、都市データの交換、ヘルスケアデータの統合、インテリジェントな交通システム、オイル&ガス、再生可能エネルギーなど、さまざまな産業をサポートするソリューションコアで構成されているため、ユーザーは、利用目的に合わせて必要な構成要素のみを選ぶことが可能となっている。

そのほか、Lumadaには、先端的なデータの統合・可視化・分析ソフトウェア「Pentaho」、日立のさまざまな製品で用いられている「Hitachi Data Streaming Platform」などが含まれているほか、製造管理システムやアルゴリズムやコントローラといった幅広い産業アプリケーションを支える日立の制御システムやデータマネジメント技術を備えている。

(辻)