キャリアウーマンにおすすめ!?「事実婚」のメリット・デメリット

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仕事をバリバリしている人、これからもしていきたいと思う人にとって、もしかしたら結婚するということは、それなりにリスクがあることなのかもしれません。

結婚して夫婦になれば、今までのように自由な時間はおそらくとれなくなるでしょう。そして、どうしても「夫婦」の関係になると“妻は夫に従え”という雰囲気になりがちかもしれません。

キャリア志向が強い女性の場合、いくらパートナーとはいえ対等な関係を築きあげたいと考える人もいるはず。あるいは、離婚したときのリスクを事前に回避しておきたいと思う人もいるでしょう。

今は「結婚」とひと言でいっても、カタチはさまざま。
今回は、その中でも「事実婚」のメリット・デメリットをご紹介してまいります!

夫婦別姓を望むなら「事実婚」

今の日本では、法律上、夫婦別姓は認められていません。しかし、これからも第一線で仕事をしていたい人にとっては、夫の姓を名乗りたくない人もいるでしょう。

どうしても夫婦別姓を名乗りたいなら、通常通り、結婚をして仕事上では旧姓を名乗るか、もしくは事実婚という道を選び、夫婦別姓でいつづけるかのどちらかしか方法はありません。

つまり、事実婚のメリットは、夫とは別の姓でいられるということ。

ただし、いずれ子どもを育てたいと考えているなら話は別。

夫婦別姓の道を選んだうえで子どもを育てるとなると、かなり険しい道のりになるため、事実婚は一生、仕事を優先していたい、あるいはお互いの時間を大切にしたいと考える女性が選ぶべきかもしれません。

別れても気付かれない
結婚する前から「離婚」のことを考えるのも悲しい話ですが、事実として、離婚している夫婦は増えてきているといいます。

今は彼と仲良く関係を築けていても、実際、二人で暮らし始めたときに何が起こるか、そしてこれからお互いが老いるまでに何があるかは分かりません。

通常通りに結婚をして離婚をすると、夫の姓から旧姓に戻るため、職場の人にも気付かれてしまう可能性があります。

しかし、事実婚であれば夫婦別姓も可能なので、お別れしても名字は基本的に変わらず、周囲からツッこまれる心配も要らないのです。

自分の経歴に「バツ」をつけたくないなら、事実婚という選択肢もありかもしれませんね。

お互い自立した関係でいられる
いくら恋人とはいえ、自分の領域に土足で踏み込んできてほしくないと考える女性もいるでしょう。

もともとキャリア志向で、精神的にも経済的にも自立できているなら、事実婚という道も十分考えられますよね。

事実婚は夫婦関係よりも束縛されないので、基本的にお互いが自由でいられます。

夫婦としての義務も生じず、何歳になってもお互い対等な関係を築くことができるでしょう。

もちろんデメリットもある
「事実婚」にはもちろんデメリットもあります。

実際に事実婚を選ぶ人が増えてきているとはいいますが、今の日本においては、まだまだ通常の結婚スタイルが定着しているのは事実。

周囲からなかなか理解してもらえない瞬間が多くなります。それでも、事実婚を選ぶべきなのかどうか…自分一人で勝手に決めず、パートナーとよく相談してから決めていきましょう!

出典元:キャリアウーマンにおすすめ!?「事実婚」のメリット・デメリット