薬剤師さん直伝！ 効果的な「目薬」のさし方とお手軽アイケア

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現代人は、オフィスワークやスマートフォンの使いすぎなどで、目を酷使しがち。そんな私たちの強い味方といえば目薬ですが、薬剤師さんに取材したところ、多くの人が誤ったさし方をしているようです。

目薬をさす時、2、3滴さしている方が多いですが、実は1滴で十分とのこと。目薬は1滴で目全体にゆきわたるように作られています。そもそも、目が水分をためられる量には限りがあり、その限界量が1滴分なのだといいます。つまり、2滴以上さしても、目のまわりにあふれて無駄になるだけなのです。

また、目薬をさしてしばらくすると、苦味を感じたことがある人も多いのでは？　これは、目薬が目から喉に流れてしまっているためで、誤った使い方をしている証拠だといいます。多くさしすぎたり、喉に流れてしまったりと、目薬のさし方が間違っていると気づいた人は、さっそく正しいさし方を覚えましょう。

目薬をさしたら、そのまま目を閉じ、目頭を軽く1分間おさえてください。目頭をおさえることで、鼻や喉に流れ出るのを防ぐことができます。また、パチパチとまばたきを繰り返す人が多いですが、こうした動きも、目薬が流れ出やすくなってしまう原因になるため、じっとしておくのがポイントです。

目の疲れをとるためには、目薬の使用だけでなく、目を休ませることも大切です。パソコンやスマートフォンを使用する際は、1時間おきに5分間はしっかりと目休ませるようにしたり、意識的にまばたきの回数を増やしたりするだけで、疲れ具合が大きく変わるそう。

疲れ目や乾燥、充血などが気になるとき、手軽にうるおいや栄養を与えられる目薬。簡単にできるアイケアも取り入れて、大切な目をいたわりましょう！　《anan NEWS》