同性愛の男性3人組が赤ちゃんを迎えることに(画像はmetro.co.ukのスクリーンショット)

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1987年の米コメディ映画『スリーメン&ベビー(Three Men and a Baby)』が、まさか現実のものになるとは…。カナダの同性愛者であるカップルならぬ“トリオ”が、代理母出産に委ねて自分たちの赤ちゃんを育てようとしていることがわかった。

この画像は英メディア『metro.co.uk』によるその記事のスクリーンショット。カナダ・ノバスコシア州ハリファックス在住のラブラブな男性トリオ、左から順に、シェイン・カランさん(29)、セバスチャン・トランさん(29)、アダム・グラントさん(27)である。3人は同じ屋根の下で1つのキングサイズベッドを共有、仲良くディナーを準備し、愛犬“ティトー”と“タックス”の世話をしている。

「それぞれがベストを尽くし合う素晴らしい関係。愛情と信頼に満ちた今の日々が一番幸せ」と異口同音に語り、少し前から世間の注目を集めていたこのトリオが、このほど赤ちゃんを迎えてファミリーをスタートさせたいと発表。養子を迎えることも検討するが、できれば自分たちの遺伝子を継いだ赤ちゃんが欲しいと考えている彼らに強力な助っ人たちが現れた。セバスチャンさんの姉が卵子提供を、そしてシェインさんの2人の姉妹も卵子提供と代理母出産への意欲を示してくれたというのだ。

実はアダムさんとシェインさんは2011年に結婚したが、2012年にあるナイトクラブで強烈な魅力を放つセバスチャンさんと出会ったことがきっかけとなり、昨年離婚した。2+1の関係ではセバスチャンさんに申し訳ない、3人がフェアな立場で愛し合った方がよいとの思いからであったという。3人で暮らし始めた当初、アダムさんとシェインさんの間にはセバスチャンさんをめぐるそれなりの嫉妬と葛藤があったが、本音で話し合ううちにわだかまりも消え、かつてない最高の関係が築かれていったそうだ。ちなみに人間関係においては“3人は難しい、もう1人加えて2:2にした方が円満”などと考えてしまいがちだが、彼らにとっては「この3人でいる今がベストの状態。増えても減ってもダメ」とのことだ。

※ 画像はmetro.co.ukのスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)