大倉士門 批判も過去の恋愛も、すべてを受け止め、すべてをさらして前に進む!
就活するか否か?人生の決断の秋!
――もしもモデルになってなかったら何をしてたと思いますか?
もともと、小学校の先生になりたかったんです。だから大学も教職が取れるところを選んだんですが、ただ、教育学部ではないので、単位を取るのはなかなか難しいんですよね。それもあって、大学に入学後は、広告代理店で働きたいなと漠然と思うようになりました。
――天性の人懐っこさを武器に就活をして…。
うちは母親がわりと教育熱心で、いい高校に進んで、いい大学に行って、3年生になったら就活して…というのが一般的な進むべきルートだと思ってそれまで歩んできていたので。
――実際、モデルをしながら大学生活を送っていて、就活するか否かは悩みませんでした?
大学3年の秋はそれまでの22年の人生で一番悩みましたね。周りはみんな短髪にスーツであちこち回っているなか、僕だけ茶髪でモデルやってて「オレ、大丈夫か?」って。就職しないと決めたときは、まずはオカンが猛反対でした。
――それでも芸能界で生きていくと決めた理由は?
ファンの子たちを裏切れないという思いもあったし、何より、ここでやめたら自分が後悔すると思った。あきらめるのはいつでもできるけど、この夢を追うのはいましかできない。いつか、あきらめなあかん時期が来るかもしれんと思ったけど、それはいまじゃないと。死ぬ気でオカンを説得して許してもらいました。
――決断力はある方だと思いますか?
自分が本当に好きなことなら思い切ってやりますけど、根は優柔不断でディズニーランドに行くか、USJにするかでも延々と悩みます(笑)。選んだ後も、ビビリなので、何をやるにも恐怖心しかないですよ。
――よく「悩みなんてなさそうだね」と言われませんか?
めっちゃ言われます(笑)。でも、そう言ってもらえる方が嬉しいです。そう見えてるならよかったと。
批判やアンチが増えても「自分らしく」
――この1年半ほど、モデルだけでなくバラエティなど活動の幅を広げられています。TVで不特定多数の人の目にさらされると反応もさまざまでは?
やはりいろんな人がいますし、批判やアンチも多いです。最初はヘコみましたね。マネージャーにスクショ(=ネット画像のスクリーンショット)送って「こんなこと書かれてるよ!」って。
――やはりショックは受けますよね。
でもマネージャーは「それだけ見てもらえてるってこと。いままでアンチがいなかったのは逆に未熟者だったから。まだこれからだよ」って。
――なるほど…!
(隣にいるマネージャーをチラ見しつつ)いや、こんな良いことは言ってなかった気もしますが(笑)。あと松本人志さんが「万人に好かれたいならTVに出るな」ということ仰っていて、その通りだなと。
――例えば、明石家さんまさんを「さんちゃん」と呼んだりと、あけっぴろげなキャラもTV用に作ったわけでもないですし、お行儀よくまとめようともしませんね。
最初の内はキャラを作ろうとしてたんです。でも、その時点で無理してるってことで、空回りしてダメになると思いました。うまくしようとするのではなく、自分らしくいた方がいいなと。それが受け入れてもらえるところで頑張った方がいいと思いました。
――そこで淘汰されるなら仕方ないと。
そうですね。元が明朗快活でテンションアゲアゲなタイプなので、何かと失礼なことは多いと思いますが、思ったままを出していこうと。だからTVの中のキャラと実物が変わらないのは事実です!
俳優業への恐怖と覚悟「毎回が勉強」
――「何をやるにも恐怖しかない」と仰ってましたが、踏み出してみると誰よりも楽しんでますね?
そうなんです! いつも、最初に話が来ると「えー? イヤやぁ…」とかワンクッション挟むんですけど、やってみると絶対に楽しいんですよ。いままでずっとそうでした。
――与えられた状況で「楽しむ」才能があるんですね。
最初はビビリで人見知りなんです。こないだも映画『イタズラなKiss』の撮影で福岡に行ったんですけど、周りはみんな年下で、すでにできあがってる現場に途中から入るなんて…と行く前から憂鬱で。でも3時間で仲良くなって(笑)、帰る日はバリ寂しかったです。
――それこそ、ここ1年ほどは初めてのこと尽くしですが、毎回、その連続ですか?
これからもずっとそうだと思います。よく言えば、新しく来たものを自分なりに受け止めて、自分なりのフィルターに掛けた上で楽しみ方を見つけられるタイプ。こう見えて結構、入る前に入念に物事を見るタイプなのかも。
――俳優業に関してはいかがですか? これから初舞台『BIOHAZARD THE STAGE』の稽古も始まりますね。
正直、俳優やることになるとは思ってなかったし、演技とはどういうことなのかも分かってない。毎回、勉強の嵐です。舞台も未知のものですけど、気合いは入ってます。
――朝ドラ『まれ』にも出演しましたが、演技の楽しさや難しさを感じていますか?
正解がひとつじゃないってのが、いままでにない感覚で刺激的ですね。舞台の稽古もたくさんダメ出しされるでしょうし、怖いですけど、自分が一番下っ端なので、他人の何倍もやらなきゃダメだろうとわかってます。そこでめげるなら最初からやらないですからね。
中身は純粋! 本気の恋は肉食系!
――続いて、恋愛観についてもお伺いします。大倉さんが女性に求めるものは?
顔ですね(笑)。ただ、いまはだいぶ変わったと思います。
――以前はあくまで顔重視で? ひと目見てすぐ好きになるんですか?
ひと目ぼれするタイプです。昔は「ザ・かわいい!」って感じの子が好きでしたね。かわいい子が自分の横を歩いてるのが好きというか(笑)。友達に彼女の写メ見せて「いい子そうだね」とか言われるのはイヤでした。なんやねん、「いい子そう」って!と(笑)。「めっちゃかわいいな!」って10秒くらいかぶりついてほしかったんです。プライドもあったし。
――それが変わった?
まあ、いろいろあって、かわいい子は怖いなと感じたり(笑)。固定概念が崩れてきて、いまは一緒にいて楽しいとか、友達のような感覚でいられる子と恋愛したいなって思います。
――好きになったら自分から攻めていくタイプですか?
基本的にいままで付き合った子には、すべて自分から告白してます。でもナンパはしたことないですよ。プライドがあるので(苦笑)。で、声掛けんかったことを、その夜、寝るまで後悔するんです(笑)。
――少し前にTVで「肉巻きアスパラ」を自称してませんでした?
そこは「Hしまくってそう」とか「女の子がいつもそばにいそう」とか、常にチャラく見られがちなので「こう見えて中身は純粋ですよ」って意味です。本気の恋愛となると肉食ですね。
――結婚願望は?
以前はめちゃめちゃありました。子どもの頃、プロフィール帳の交換とかあったじゃないですか? あれに「25歳で結婚」と書いてました。
――あと3年ですが…?(笑)
子どもが欲しいって気持ちはありますね。電車でベビーカーを見るとのぞき込んじゃうくらい好きなんです。ただ、結婚して奥さんができて、一緒に住みながらいまの仕事している自分は想像できないかな…。25歳ってのは考えが甘かったですね。
――「結婚がしたい」という気持ちよりも、好きな人ができて気持ちが固まったら、いずれ…という感じですか?
そうですね。好きな人ができて一緒にずっといたいと思ったらしたいです。仕事で少し上の先輩とご一緒させていただくと、結婚されている方も多いので、そういう意味では決して遠いものじゃないのかもしれないですね。
基本はハッピー野郎ですから(笑)
――恋愛といえば、かつて交際されていた松本愛さんの「Popteen」卒業に際して、大倉さんから祝福メッセージを送った上に、対談までされてました。普通は実現しないことだと思いますが…。
素直に門出を祝いたいって気持ちでしたね。「Popteen」でずっと育ってきて、あいつにとっては学校みたいなものですからね。世間ではいろいろ言われてますが、僕も大人になったし、そういうしがらみみたいなものもイヤだったんですよね。
――しがらみ?
基本、僕はハッピー野郎ですから(笑)。いざこざが嫌いだし、寂しがり屋だし、そこで威張っててもしょうがない。むしろ最後に一緒にお祝いしたいし、何より共演したらファンの子たちにとっても面白いなって思ったんです。
――ファンを楽しませたい気持ちが常にあるんですね。
そう。もともと、付き合っていた頃は誌面でも「理想のカップル」という形だったし、“もんぴぴ”(※大倉さんと松本さんのカップルのこと)の大倉士門はそれを思い切りエンジョイしてたんだから、最後までそれを貫きたかった。だからお姫様抱っこもしました。
――プロとして面白いことをしたい気持ち、素直に祝福したい気持ち、いろんな思いが混ざり合って実現したんですね。
それを素直に出して、形にできてよかったし、後悔もない。3年前の“もんぴぴ”と比べて、まったく変わってないと思うし、僕もすごく嬉しかったです。
「エゴサーチ? してます(笑)」
――インターネットにまつわるお話もお伺いします。子どもの頃からインターネットは当たり前にありましたよね?
そうですね。小学校のクラブ活動でコンピュータ部に入ってたこともあったし、「コンピュータ・リテラシー」の授業もありました。ワードやエクセルで何か作るのは、当然のように小学校の頃からやってました。「マインスイーパ」のゲームでよく遊んでましたね。
――いまもネットはよく使いますか?
最近はむしろネットしか触ってないかも(笑)。仕事かネットか友達と遊ぶか。常にファンの子とツイッターでつながってるし、ブログを書いたり、音楽もネットで聴きます。最近は音楽系のアプリもいっぱいありますしね。
――お気に入りのアプリなどはありますか?
動画を撮るなら「GOODTIME」をよく使ってて、「Instaglam」に上げたり、「ツイキャス」もよくやってます。あと、街で流れている音楽を検索する「Shazam(シャザム)」というアプリは結構、利用してますね。
――自分の名前を検索することはありますか?
しますね。開き直るわけじゃないけど、いい評価も悪い声も勉強のために聞きたいので。でも、「大倉士門がエゴサーチしてる」って書かないでくださいね(笑)。
――いまさら隠す方がらしくないと思いますよ(笑)。
あ、そうですか? じゃあ、めっちゃエゴサしてます(笑)。予測変換ですぐに名前が漢字、カタカナ、平仮名で出てくるくらい、やりこんでます(笑)。
――(笑)。それでは最後に改めて、今後の目標を聞かせてください。
挑戦したいことは……いっぱいあるし、ジャンルごとに違うけど、どれについても言えることはひとつひとつの仕事を大切に、一瞬でも気を抜かずにしようと。120%で全部やっていきたいと思います。
――そこで、2位ではなく1位になりたい気持ちは…
それはどんなときも常に心の中にあります!
【プロフィール】
大倉 士門(おおくら・しもん)/1993年3月16日、京都府生まれ。読者モデルを経て、「Popteen」をはじめ各ファッション誌で活躍中! 中高生が選ぶ【イケメンNo.1】に選ばれる。現在はTV・雑誌・イベントなど幅広く活動。フォトスタイルBOOK『笑う士門には福来たる。』も好評発売中! 初舞台『BIOHAZARD THE STAGE』が10月22日に開幕するほか、2016年には初出演映画『イタズラなKiss』も公開となる。
【Twitter】@shimonsmile
【ブログ】http://ameblo.jp/316shimon/
■『BAIOHAZARD THE STAGE』公式サイト
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