シャビが古巣バルサや若い世代に言及「今の若手選手は昔より生意気」

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 大手メディア『ユーロスポーツ』が、元スペイン代表MFシャビのインタビューを掲載した。

 今夏バルセロナとの契約が満了し、カタールのアル・サッドへ移籍することを決断したシャビ。

 新天地では選手としてのみならず、指導者、あるいはアンバサダーとしても活躍しており、2022年ワールドカップに向けた貴重な人材と期待されている。

 取材に応えたシャビは、古巣バルセロナの下部組織に当たるラ・マシア、そこで育っている若い選手達、そしてライバルのレアル・マドリードについて語った。

シャビ(MF/アル・サッド/元スペイン代表)

―――多くの選手を輩出してきたが、近年FIFAの制裁を受けたラ・マシアについて

「バルセロナはもちろん勝者であり、そこには常に新しい契約がある。それはラ・マシアから来ることはないかもしれない。しかし、我々は常にラ・マシアでの育成を行っていくだろう。間違いない」

「それはファンタスティックな『蓄え』だ。我々にとって世界最高のものであり、素晴らしい人間、そしてサッカー面の価値を持っている。黄金世代であれば7、8名が出てくるかもしれない。ただ、少なくとも常に2、3名は輩出している」

―――今の若い選手は、君の時とは違う?

「違うね。なぜならそこにメディアやソーシャルネットワークがあるからだ。全てが変わった。彼らはより自信を持っている。おそらく、我々はもっと慎重だった。そして、今の若手選手はより生意気だ」

―――昨年の3冠達成を祝うパレードでネイマールらが批判を浴びたが?

「文化が変わった。ソーシャルネットワーク、そしてメディア、全てが。僕が考えているのはそれだ。ネイマールに何が起こったか。それはトレブルを祝う楽しみの中で起こっただけのこと」

―――レアル・マドリードのラファエル・ベニテス監督について

「ベニテスが守備的すぎるかどうか、それを言うのは難しい。まだ始まったばかりだ。昨年のことを考えれば、ルイス・エンリケも多くの批判を受け取った。しかし、我々はあらゆるものに勝利を収めたわけだ」

「人々は忍耐が求められている。なぜなら、サッカーにおける物事は素早く変化しているし、メディア、テレビ、ラジオ、そしてあらゆる媒体にそれを論評することが求められている。もしバルセロナやレアル・マドリードが勝利しなければ、人々は常に警告を発する」

「レアル・マドリードはホームでマラガを相手に引き分け、批判を受けた。それは全く普通のことだ。しかし、ベニテスのレアル・マドリードを評価するためには、いくらかの時間、いくらかの猶予を与えなければいけない」

(記事提供:Qoly)