Windows 10は無償アップ対象外だと高すぎる?  半額でWindows 10を入手する方法

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8月1日にWindows 10 DSP版の販売が開始された。 DSP版は、無償アップデート対象外のOS(Windows Vista以下のWindows)や自作パソコンにWindows 10を新規インストールするためのパッケージ版だ。

最新のパソコンは標準でWindows 10がインストールされているし、Windows 8.1やWindows 7 SP1なら、無料でWindows 10のアップグレードできるのはご存じの通りだ。

新規にWindows 10をインストールするために必要となるDSP版は、PCパーツと抱き合わせでなければ売れないという条件がある。具体的にはUSBの増設カード、メモリーモジュール、SSDやHDD、光学ドライブ、グラフィックスカードなどのパーツ類セットで販売されることになる。

これまでのようなOS単体での販売ではなく、パーツ代金が含まれた価格になっているため、どうしても値段が高くなってしまうのだ。Windows 10 DSP版の実際の購入価格は、安くても1万8千円、高いと2万5千円程度かかってしまう。

Windows 7 SP1、Windows 8.1ユーザーは、これが無料で入手できるので、無償アップグレード対象外の人にとってWindows 10 DSP版の価格の割高感は大きく、あまり納得できる金額ではないだろう。

どうしたら安くWindows 10を入手できるだろうか?と考えている人も多いだろう。
できるだけ安価にWindows 10を入手する方法があるので紹介しよう。

勘のいい人なら、分かるかもしれないが、ズバリ言ってしまうと
「無償アップグレード対象であるWindows 7やWindows 8.1のDSP版を購入する」
方法がおススメだ。

現在、市場に出回っているWindows 7 SP1やWindows 8.1のDSP版は、安価になっており1万円ちょっとで購入できる。Windows 7やWindows 8.1を購入してインストールし、その状態でWindows 10へと無償アップグレードすればいい。


AmazonでもWindows 7や8.1の価格はWindows 10より安い価格だ。


ちなみに64ビット版のWindows 10が必要なら64ビット版のWindows 7 SP1やWindows 8.1を、32ビット版のWindows 10が必要なら、32ビット版のWindows 7 SP1やWindows 8.1を導入しておこう。

なお、このテクニックが使えるのは、無償アップデートが適用される1年間に限定される。1年後にはWindows 7 SP1やWindows 8.1であっても、アップグレードできなくなってしまうことに注意しよう。


小川夏樹(ITライフハック編集長)