マクドナルド、クーポンに回数・時間制限導入 ユーザーに戸惑い広がる

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日本マクドナルドが商品の購入に使えるスマートフォン向けのクーポンアプリをリニューアルし、「McDonald's Japan」の提供を始めた。

今回からクーポンを使用する際に回数制限と時間制限が加わり、ユーザーからは戸惑いの声が上がっているようだ。コネタ編集部でもアプリをインストールして、マクドナルドの店頭で注文してみた。

「使用していないのにクーポンが消えてしまった」

iOS版が2015年4月20日からダウンロード可能になった「McDonald's Japan」アプリは、商品画像が大きく表示され、画面をスワイプして操作できるのが特徴だ。プッシュ通知機能でお気に入りの商品のクーポンの登場や、期間限定の商品情報なども伝えてくれる。

デザインも刷新されスタイリッシュになったが、クーポンの使用ルールが変更されたため、ユーザーからの評価は芳しくないようだ。

カスタマーレビューには、
「わかりやすくなった!期待!でもポテトクーポンは1回しか使えないの?」
「制限時間がある意味が分からない」
「使うつもりで選択したものの間違えて消してしまったら、一回のみ有効ということで使用していないのにクーポンが消えてしまった」
など厳しめの言葉が並ぶ。

実際の使い勝手はどうなのだろう。筆者がアプリをインストールして会員登録を済ませ画面を開くと、「チキンマックナゲット 5ピース」「ドリンクM」「マックフライドポテトL」などのクーポンが鮮やかな写真とともにズラリと表示された。

アプリ上の説明に沿って「チーズてりたまセット」(1回のみ有効)のクーポンを選び、右にスワイプすると、「クーポン番号を表示しますか? クーポン番号表示には制限時間があります」とメッセージが出た。確認して進むとクーポン番号が表示され、画面の左上に60分の文字が現れ、制限時間をカウントし始めた。レジでクーポンの番号を伝えて「チーズてりたま」を注文した。

店頭でクーポンを表示してから列に並ぶのであれば、60分の制限時間は十分に感じた。
しかし、間違えてクーポンを選んだり気が変わったりして、実際に使用しなかったとしても、クーポンが消えてしまう。こんな場合はどうにかならないのか。日本マクドナルドに問い合わせてみた。

日本マクドナルドの広報担当者によると、使用制限があるものについては、アプリの仕組み上、間違えてクーポンをフリックして表示させて消えてしまった場合は、残念ながらそのクーポンを使うことはできないそうだ。

クーポンに回数・時間制限を導入した経緯は、「会員の方に無料だとか値引き率の高いクーポンを、よりお得感のあるかたちで配信できるように」という狙いがあり、また不正利用防止という側面もあるという。

アプリがフリーズし再起動すると、表示していたクーポンが使用前に消滅したという声もTwitterに寄せられていたことも報告すると、「不具合なども担当部署に伝えて改善に努めていきます」ということだった。ユーザーからはさまざまな意見が出ているとはいえ、アプリはまだリリースされたばかり。今後のアップデートさらに使い勝手がよくなるはずだ。