ゆず湯に群がるニホンザルたち(資料画像提供:上野動物園)

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恩賜上野動物園(東京都台東区 小宮輝之園長)は24日、冬至にちなんだイベントを行うと発表した。イベントは、12月22日。

 冬至は、一年でもっとも夜の長い日。昔から、この日にかぼちゃを食べゆず湯に浸かると風邪をひかないと言われている。同園は、動物たちに寒い冬を乗り切ってもらおうと、この冬至にちなみサルにゆず湯を、ヤギやアジアゾウにかぼちゃをプレゼントするイベントを行う。

 サル山にあるプールにお湯を張り、その中に「ゆず」や「みかん」などを丸ごと入れニホンザルに提供する。お湯に浸かりながらみかんを食べるニホンザルの姿を見ることができるかも。

 また、来園者が餌を直接与える「ヤギの餌やり」で、この日は通常の餌である草だけではなく、スライスしたかぼちゃもヤギや羊に食べてもらう。この他、アジアゾウにジャンボかぼちゃをプレゼントする企画もある。

 イベントは、少雨決行だが動物の体調などにより中止する場合もある。【了】

実施:12月22日(木)
やぎたちにかぼちゃをあげよう午後1時15分〜、午後2時30分〜
サル山のゆず湯午後1時30分〜
アジアゾウにかぼちゃをプレゼント午後2時〜