松ぼっくりを使ったクリスマス飾りを作ったはしのえみさん(撮影:佐谷恭)

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欽ちゃんファミリーのはしのえみさんが9日、東京都世田谷区のドナルド・マクドナルド・ハウスせたがやを訪問し、1日ハウスマネージャーとしてボランティアの主婦らと交流した。ハウス内を見学し、説明を受けた後、松ぼっくりを使ったクリスマス飾りをボランティアらと一緒に作った。

 ドナルド・マクドナルド・ハウスは難病に苦しむ子どもとその家族のための宿泊施設。子どもが長期間入院する場合、家族は賃貸アパートやホテルに宿泊し、経済的・精神的に負担を強いられることが多いが、同ハウスは“Home away from home”(我が家のように寛げる第2の家)をコンセプトに、安らげる場所を提供したいとの意図で運営されている。同様の施設は世界各地で展開されており、国内4カ所を含めて28カ国254カ所ある。

 見学を終えたはしのさんは「撮影所に近いので、目の前を何度も通っていたのに、この施設の存在を知らなかった。病院は緊張感にあふれ、無機質なイメージがあるが、館内は手作り感があり、リラックスできる空間だと思った。ホテルのアメニティーグッズなどが、ここに宿泊する人の助けになると聞いたので、今後も直接届けに来たい」と話した。【了】

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