行政改革の目玉とされながらも、地元政財官の頑迷な抵抗でしぶとく存続してきた北海道開発局(国土交通省)についに終焉のきざしが見えた。毎日新聞の報道によれば、開局以来最大ともいえる官製談合事件が相次いで発覚した北海道開発局の廃止について、首相自らが前向な発言を行い、極めて近い将来廃止されることは確実となった。北海道開発局の廃止は、地方分権とセットにして行われ、道州制施行の嚆矢として北海道庁との統合が基