近隣住民から苦情の手紙を受け取ったベッカム夫妻。

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 デビッド(39)とヴィクトリア(40)のベッカム夫妻がロンドンにある自宅にエアコンを設置しようとしていることで近隣住民の怒りを買っているようだ。

 2013年9月にホランド・パーク地区に3150万ポンド(約56億円)相当の物件を購入した2人は、高級ジムやワインセラーも備えたその住宅をエアコン付きの家庭的な住まいにしようと、ここ1年半に渡って改装を行ってきた。しかし、その計画に「完全に反対」するという近隣住民から苦情の手紙を受け取ったそうで、デイリー・ミラー紙によればそこには「界隈のヴィクトリア調の歴史的な雰囲気に影響を及ぼす」と書かれていたという。さらには「行政区側は騒音や振動、よごれや汚染、工事により発生するほこり、それに伴う交通混雑による生活への影響、さらにはこの歴史的な建物の下水、外観や景観への影響、安定性などの我々の懸念を認識するべきです」と締められていた。

 4人の子供を持つベッカム夫妻は、今回の改装をデザイナーのローズ・ユニアッケに依頼しており、「全ての面における内装の改修」と言われるこの計画に対して今年になって許可が下りていた。その計画では地下のワインセラーの拡大、バスルームのリフォーム、5寝室から6寝室への拡大、ジム、書斎、遊び部屋、ホームシアターの設置などが含まれているようだ。夫妻はエアコンの設置を含んだ新しい申請書を2月に提出しており、担当の行政地区であるケンジントン&チェルシー王立区はその工事を許可するかどうか3週間以内に結論を出す方向だ。

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