「お菓子食って涙が出そう」「目隠しおじさん」間違って覚えていた「空耳歌詞」

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街中で、テレビやラジオで、毎日たくさんの音楽を耳にします。最新の楽曲も良いですし、子どものころから親しんだ童謡などは、大人になって聞くと懐かしくて温かい気持ちになりますよね。今回は意外と聞き間違えていて、つい「空耳歌詞」で口ずさんでしまう歌を社会人に聞いてみました。

■定番の空耳
・「故郷の『ウサギ追いしかの山』→『ウサギ美味しいかの山』」(男性/32歳/機械・精密機器)

誰もが知る、唱歌の代表曲「故郷」。「おいし」というのは「追った」という過去形の意味で、「おいしい」ではありません。ウサギを食べちゃった歌ではありませんのでご注意を。

■るぱん、るぱーん!
・「ルパン三世......『るぱんるぱーん』。まさか『ルパンザサード』だったなんて」(女性/29歳/機械・精密機器)

ルパン三世のテーマで、女性コーラスが何やらいっているアレ。「ルパン、ルパーン」と聞こえますが、本当は「ルパン・ザ・サード」と言っているようです。つまり、「ルパン三世」ですね。

■宇宙散歩?
・「GReeeeN『キセキ』の『二人寄り添って歩いて』が、『太陽に沿って歩いて』だと思っていた」(男性/25歳/その他)

たしかに聞こえます! しかし、太陽に沿って歩いたら、大変なことになりそうです。

■人によって聞こえ方が違う?
・「北斗の拳の『YouはShock』→『ミオッチャー』」(女性/31歳/ソフトウェア)
・「北斗の拳の『you are shock』を『ゆわっしゃー』」(男性/36歳/機械・精密機器)

「ミオッチャー」でも、「ゆわっしゃー」でも、そして「you are shock」でもなく、正解は「youはshock」です。

■とりあえず、おじいさんから離れましょう
・「赤い靴の異人さん→ひいじいさん」(女性/30歳/その他)
・「赤い靴の『異人さん』→『いいじいさん』」(女性/37歳/その他)

「じいさん」と異人さんでは大違い。ただおじいちゃんが孫を迎えに来たみたいになってしまいます。
■どんぐりだけど、どんぶりこ
・「どんぐりころころ『どんぶりこ』→『どんぐりこ』」(男性/32歳/学校・教育関連)

正しくは「どんぶりこ」。これはどうやら、水に物が落ちるときの音を表現しているようですね。

■子ヤギがかわいそう!
・「アルプス一万尺の『こやり』→『子ヤギの上』」(男性/23歳/機械・精密機器)

槍ヶ岳の山頂付近にある「小槍」という岩。これが、「こやり」の正体だとか。子ヤギの上でアルペン踊りを踊ったらかわいそうです。

■ああ、誤変換
・「『涙の中に若さがいっぱい』→『涙の中には傘がいっぱい』。『人生いろいろ』より」(女性/40歳/不動産)

ひらがなにすると、どちらも同じ。耳で聞いて、頭の中で誤変換していたパターンですね。

■コンダラとは......?
・「巨人の星のテーマソングの『思い込んだら』→『重いコンダラ』」(女性/23歳/その他)

「重いコンダラ」と聞いていた人は、かなり多いようです。

■クリスマスソングその1
・「きよしこの夜の『夢やすく』→『夢やすクン』」(女性/36歳/商社・卸)

ユメヤス君......って、誰?

■クリスマスソングその2
・「クリスマスの歌で『暗い夜道はー』を、『暗いよ道はー』だと思っていた」(女性/26歳/医薬品・化粧品)

これは意味もさほど変わりませんね。曲のタイトルは「赤鼻のトナカイ」です。

■火事になっちゃう!
・「○『遠き山に日は落ちて』→×『遠き山に火が落ちて』。二番に当たる部分に『かがり火』が出てくるから余計に思い込みが......」(男性/34歳/金属・鉄鋼・化学)

山に火が落ちたら、のんきに歌なんて歌っている場合ではありません。

■熱い!
・「Kinki kids の『硝子の少年』。『舗道の空き缶蹴っ飛ばし』を、かなり長い間『炎の空き缶蹴っ飛ばし』だと思っていた。熱くてそんなの蹴れないのに」(女性/28歳/金融・証券)

「炎の空き缶」はちょっとカッコいいですが、蹴るのはかなり勇気がいりそう。

■涙の理由は?
・「子供のころ、キャンディーズの『微笑みがえし』で、『おかしくって涙が出そう』を、『お菓子食って涙が出そう』と勘違いしていた」(男性/42歳/機械・精密機器)

涙が出るほどおいしいお菓子なのか......。子どもならそう思うかも?

■秋に遊ぶオジサン
・「ちいさい秋→目隠しおにさんを、目隠しおじさんだと思っていた」(女性/23歳/商社・卸)

正式な曲のタイトルは「ちいさい秋みつけた」。「目隠しおじさん、手のなる方へ」だと、なんだか少し怪しい雰囲気に......。

いやはや、「空耳歌詞」って意外とたくさんあるものなんですね! 今回紹介したものの中に、「正しい歌詞を今知った!」という歌があった人もいるのでは? もしうっかり間違った歌詞を口ずさんでしまったら、恥ずかしい思いをするかもしれません。これを機に、正しい歌詞を覚えておいてはいかがでしょうか。

文・OFFICE-SANGA 森川ほしの

調査時期:2014年11月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人500人(インターネットログイン式アンケート)