Touch IDはiPhone 5sの発売時に、切断した指では突破不可能であることが判明していましたが、「iPad mini 3」と「iPhone 6 Plus」のTouch IDを偽造指紋で突破し、さらには猫の肉球指紋認証して端末をアンロックするムービーが公開されています。

指紋認証を突破したムービーを公開しているkuronyankotanさんが使用しているのは、木工用ボンドを用いて作った指紋偽造シートです。



偽造指紋シートでiPad mini 3のTouch IDを突破しているムービーは下記から確認可能です。

iPad mini 3 TouchID Hack. - YouTube

ムービーで使用されるiPad mini 3は右手の親指の指紋が登録されています。



人さし指を認証させると「もう一度試してください」というメッセージが表示されて、認証失敗。



次に親指の指紋の偽造シートを用意。



偽造シートを人さし指につけて、再度認証に挑戦。



見事に端末がアンロックされました。



その後にもう一度一差し指でチャレンジしますが、偽造シートを使ってないのでアンロックには失敗。



iPad mini 3と同様の手順でiPhone 6 PlusのTouch IDを突破している様子は下記のムービーから確認可能です。

iPhone 6+ TouchID Hack - YouTube

こちらもiPad mini 3同様、親指の指紋を登録済。まずは、親指でアンロックできるかテストします。



指紋登録されている親指での解除に成功。



次は、登録されていない人さし指でチャレンジするも……



指紋が登録されていない人さし指では解除不能。



指紋認証に失敗した人さし指に、親指の指紋偽造シートを貼り付けて再チャレンジ。



見事にTouch IDを突破しました。



指紋偽造シートで突破されてしまうTouch IDを猫の肉球で認証させているムービーは下記から確認可能です。

iphone6 plus cat hack - YouTube

愛くるしい黒猫。



前足の肉球をTouch IDにペシッ!



何の問題もなく認証されて、端末が解除されました。



kuronyankotanさんによると、iPad mini3やiPhone 6 Plusに搭載されている指紋認証のTouch IDは絶対に安全とは断言できず、あくまでパスワード入力を省くための便利なツールの1つとして考えたほうがよさそうとのことです。