’70年代から’80年代のテレビ全盛時代に活躍したスターの現在に会ってくる特別企画。ブラウン管から微笑みかけるアイドルたちは、けっして手の届かない天使や、こちらの心をかき乱す小悪魔ばかりのように見えた、あのころーーテレビは輝いていた。

「『欽どこ』は火曜、水曜と2日間リハーサルをして、本番に臨んでいました。昨日覚えたことが、きょうには全部ひっくり返ることもよくあったし、本番では欽ちゃんがアドリブを飛ばしまくる。大変でしたけど、鍛えられました。疲れて、リハ中に後ろを向いて寝ることもありましたが(笑)」

そう話すのは、’80年代に『欽ちゃんのどこまでやるの!?』の次女・かなえ役で人気を博した倉沢淳美(47)。’95年、オーストラリア人の外資系商社マンと結婚し、渡豪。3年前からは、夫の仕事の都合で中東・ドバイに住んでいる。

「基本的に専業主婦です。趣味はボディコンバット。キックボクシングなどの動きを取り入れたエクササイズです。思いっきりキックして、パンチして、スッキリしますよ(笑)」

ボディコンバットは、オーストラリア在住時にハマり。インストラクターの資格を持つまでに。

「春と夏は日本に帰ります。長山洋子ちゃんや南野陽子ちゃんなど、堀越高校の同級生で集まることもありますよ」

かなえは、ますます輝いていた。

(週刊FLASH9月 30日・10月7日号)