「蚊に90カ所以上刺された」「食材を猿に奪われそうに」アウトドアの痛い思い出

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バーベキューや夏フェス、キャンプと、「夏の楽しみといえばアウトドア!」という人も多いのでは? ただ自然の中へ行くわけですから、何かとトラブルが発生することも......。みなさんは痛い思いをしたことはありますか? 社会人に聞きました。

■服がドロドロに......
・「バーベキューに白い服で行ったら、ドロドロになってクリーニングに出すはめになった」(女性/26歳/金融・証券)
・「テントたてや火起こしなどの準備を手伝えなかったので、後片付けで網を洗う係を率先してやったら、炭の飛び跳ねで着ていた服が灰色のドットになってしまった......」(女性/26歳/金融・証券)
・「飲みすぎて木陰で休憩していたら、前日の雨で地面が十分に乾いていなかったので、ズボンがドロドロに」(女性/27歳/ホテル・旅行・アミューズメント)

イベントとなるとオシャレをしたくなりますが、汚れてしまう可能性を考えるとお気に入りの服は着ていけないですね......。白い服はNGですが、「黒い服だと暑い」という声も。柄物が無難でしょうか?

■ケガや水ぶくれにも注意!
・「靴でいったら、川に入るときに裸足でむちゃくちゃ痛かった」(男性/29歳/自動車関連)
・「BBQに、ジャージ&サンダルを履いていったら、油が足に跳ねて大きな水ぶくれができた。スニーカーだったら焼けどせずに済んだのに......」(男性/33歳/情報・IT)
・「キャンプで火に向かってガソリンをかけた友人が腕を燃やしながら海に走って行き、靴が流されしばらく裸足で過ごすことになった」(女性/32歳/人材派遣・人材紹介)

履きやすさやトラブルを考えると、スニーカーが安心。川や海がある場合、サンダルを持参すると便利ですね。とはいえ、火にガソリンは危険過ぎます!

■かゆくてたまらない!
・「浜辺で花火をしていたら、90カ所以上蚊に刺された。かゆくて皮をはぎたくなった」(女性/33歳/団体・公益法人・官公庁)
・「暑くて毛布をかけないで寝たら、蚊に刺されまくった」(男性/30歳/運輸・倉庫)
・「半袖半ズボンで、毛虫にあたって、体中に湿疹ができた」(男性/31歳/学校・教育関連)

90カ所以上も蚊に刺されるとは......想像を絶するカユミですね。毛虫やハチなど、他の虫に刺される可能性もあるので、蚊取り線香などの虫除けやかゆみ止めは必須でしょう。

■人vs動物!?
・「テントの中に入れていた食品類を野生の猿に奪われそうになった」(女性/32歳/機械・精密機器)
・「車から荷物を降ろしている間、見張りを誰もしていなかったので、肉だけカラスに持っていかれた。肉なしのバーベキューになってしまった」(男性/22歳/食品・飲料

・「肉を運んでたら、肉に集ったスズメバチに驚いて肉を落とした」(女性/25歳/その他)

食材を猿やカラスがとっていくというトラブルも。スズメバチも肉に集まるのですね。ケガがなくてよかったですが、野生の生き物には十分注意しましょう。

■思いがけないトラブルも
・「真夏に友人宅の庭でバーベキューをしたが、暑さとヤブ蚊のため、すぐに室内パーティーになった」(女性/22歳/専門サービス)
・「雨が降ってきて、BBQができなかった。しかも屋根があるところが別料金だと知らなかった」(女性/27歳/金融・証券)
・「友人達と夜にバーベキューすることになって、段取りが遅くて夜8時からになったが、誰もライトを持って来てなくて携帯の明かりで照らすなど大変だった」(女性/25歳/金融・証券)

暑過ぎるのも問題に。ライトや虫除けスプレーなどの必須品は、誰かが持って来るだろうと油断して、つい忘れてしまいますよね。また、山は天候も変わりやすいので、会場の設備はよーく確認した方が良いでしょう。

■足りない? 足り過ぎる?
・「中学のとき、キャンプで班にわかれてご飯を作りったが、なんと油を忘れて、炒め物が散々だった」(女性/33歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
・「炭を最初に燃やし過ぎて、途中でなくなってしまった」(男性/32歳/機械・精密機器)
・「お酒を飲みすぎると食材を残すことになってもったいない」(女性/33歳/アパレル・繊維)
・「火を起こすと着火剤を使いすぎてあわや爆発」(男性/30歳/機械・精密機器)
・「男子が組立一式をやるということだったので安心して後から行ったら、火おこしが出来ていなかった。そんなことになるなら私がつけたのに」(女性/20歳/その他)

バーベキューで不足しやすいアイテムとして、炭やウェットティッシュ、油が挙げられました。一方でお酒メインになると、思ったより食べられないことも。火をつけたりテキパキと準備ができるとポイント高いので、カッコつけたい男子は事前に練習したほうがいいかもしれません。

さまざまな痛〜い思い出が寄せられましたが、なかでも蚊の被害が多数! かゆくてバーベキューどころではなくなった、なんて声もありました。山ならではの虫対策、ファッション対策を万全にして、アウトドアを楽しみましょう。

文・OFFICE-SANGA 宮野茉莉子

調査時期:2014年7月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人426人(インターネットログイン式アンケート)