ももちは“オススメ商品”であり続けられるか。(画像はYouTubeのスクリーンショット)

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アイドルグループ・Berryz工房のメンバーの“ももち”こと嗣永桃子が、バラエティ・デビュー時から世話になったハロプロスタッフとある出来事をきっかけに約半年間も口をきいていないという。トークバラエティ『アウト×デラックス』の特別番組で2人が対面して事実が明らかとなった。その男性スタッフは最近、テレビ番組にももちの出演をプッシュしておらず、“オススメ商品”は別にいるとして新しいオススメアイドルを紹介したほどだ。

ハロプロアイドルの中で、一時はモーニング娘。の道重さゆみに迫る勢いでバラエティ番組で活躍していたのが嗣永桃子だ。しかし、ネットでも「最近テレビで“ももち”を見なくなったな〜と感じますが?」という書き込みがあるように、彼女の姿をメディアで見かけることが減ったようだ。7月10日に放送された『アウト×デラックスSP 真夏の未解決事件!アウトビリバボー』 (フジテレビ系)でその理由の1つが判明した。

ハロプロスタッフの橘川さんが出演して「ももちとけんかして口をきいていない」ことについて、そうなるまでの経緯を語った。それは、ももちがバラエティ番組に出始める前のこと。番組のディレクターやプロデューサーに「今度うちの事務所からソロでバラエティ・デビューする“ももち”です」と頭を下げて紹介して回ったのが橘川さんなのだ。おかげで「今度、特番やるから試してみるか」という具合に出演につながっていった。

「テレビに出るにはいろいろな話ができないとダメだ」と考えて、彼がももちに命じたのがネタ帳の作成だ。「どんな些細なことでもいいから、毎日起こったことをノートにまとめて俺に見せて! 約束ね!」と説明すると、ももちも「ハイッ」と素直に応じた。そうした努力が実を結んで、彼女は数々のバラエティ番組に引っ張りだこの人気アイドルとなっていく。

だが、今年、2014年1月のことだ。収録を終えたももちを呼び出した橘川さんは「最近、天狗になっていないか!?」と詰め寄った。あの、約束のノートをももちが最近書いていないようなのだ。「書いてます…」と言うが「見せて」と要求すると決まって「今、持ってません」と返すばかりだ。

この日も、気まずそうに「今、持ってません」と答えるももちに耐えかねた橘川さんは「本気じゃないタレントを売り込むのは番組に失礼だ! もういい!」と言い捨ててその場を去った。それ以来、2人はほとんど会話していない。

橘川さんはそんなももちについて「最近は僕からは積極的には売り込んでいない」と言い切る。MCの矢部浩之やマツコ・デラックスから「最近のオススメ商品があるのか?」と聞かれると、一緒に来ていた℃-uteの岡井千聖(20)を紹介した。岡井からも「2人が雰囲気が悪いのは知ってます。ハロー!プロジェクトでは今、有名です」と証言があった。

後からスタジオに顔を見せた当のももちも「橘川さんと面と向かって話すのは…約半年ぶり」と緊張気味に話している。彼女はノートの件について「現在まで2冊提出しています。今、3冊目を作成中って感じですね」と答えたが、マツコから「それ今、持ってる?」と追及されると、やはり「今、持ってません」と答えた。「今日、これがあるって分かってるのに、お前は持ってこなかったのか?」とマツコも呆れた。

ももちが「言い訳になりますが…」とその理由を語るには、今年の春に大学を卒業したので昨年から教育実習や卒論の関係で忙しくノートを書く時間がなかったとのことだ。そのタイミングで1月に橘川さんから呼び出されてあの事件があった。

無表情にももちの話を聞いていた橘川さんが「そもそもが、会社がお願いして大学に行ってもらったわけではないので…」と返したので、マツコさえも「うわ〜、怖〜い、芸能界」と驚いた。彼は「それで、仕事に支障がでることがどうかと思う」と続けるので矢部が「仕事だけしてくれたらいいんですね」と確認すると「そうですね」とどこまでもドライだ。