ヒガシマル醤油のレンジ用調味料シリーズといえば、「ブリの照り焼き」や「豚焼丼」などが手軽に作れるので、時間がない時や料理を作るのが億劫なときに大活躍してくれる調味料です。「濃厚焼豚調味料」もそんなレンジ用調味料シリーズのひとつで、自分で一から作ろうとすればかなり手間暇かかること間違いなしな焼豚を、レンジで7分半チンするだけでサクッと作れてしまいます。濃厚焼豚調味料|ヒガシマル醤油http://www.higashimaru.co.jp/products/detail/pdt0100.htmlこれが「濃厚焼豚調味料」。約1年前に「焼かずに焼豚調味料」をレビューしましたが、これとは微妙に異なっており、よりスピーディーかつ手軽に濃厚な焼豚を楽しめるように進化している様子。原材料名はこんな感じ。「焼かずに焼豚調味料」と違うのは、粉末魚醤としいたけエキスを使っている点。パッケージの背面には作り方が書いてあり、濃厚焼豚調味料以外に必要なものはなんと豚バラブロックと水のみ。箱の中には調味料が3袋入っています。そんなわけで、早速濃厚焼豚調味料を使って焼豚を作ってみることに。濃厚焼豚調味料1袋に必要なのは豚バラブロック200グラム。豚バラブロックの代わりに肩ロースやスペアリブを使ってもOKとのこと。これを底の深い容器に入れて……濃厚焼豚調味料を振りかけます。そして豚バラブロック全体に粉末をまぶせばOK。この粉末は「どこかで嗅いだことのある匂いだな……」と思っていたのですが、インスタントラーメンなんかのスープ粉末に似た香りでした。まぶせなかった粉末はそのまま容器に残しておいて……豚バラブロックを容器から取りだして、この中に大さじ2杯分の水を入れます。そして混ぜ混ぜ混ぜ……この中に豚バラブロックを再度投入。この際豚バラブロックの脂身部分が上にくるように容器に入れる必要があります。そして容器にラップをかけて……ラップが破れないように、端っこを5mm程度開けておけば良し。あとはレンジに入れて、600Wなら7分半、500Wなら9分チンすればOK。レンジの中から甘辛い食欲をそそるにおいがふんわり漂ってきます。加熱が終わってすぐは容器がとても熱くなっているので注意が必要。そんなわけで完成。豚バラブロックに調味料をまぶしただけなのに、レンジから出てくるとなんとも食欲をそそる立派な照りを身につけてしまったことにとても驚き。ブロックのままカブリ付いても構わないのですが、焼豚がどれくらいやわらかくなっているのか気になったので包丁で切ってみるとめちゃくちゃ簡単にサクッと切れてしまいました。そのままひとつパクリと食べてみると、豚の角煮などよりもかなり弾力のあるプリっとした食感をしており、あまりタレをつけずに食べたせいかお肉のうま味も良く感じられました。タレはかなり濃厚なので、ブロック状態の際に粉末をまぶした部分はかなり甘めのしょうゆ味になっています。なので、一口大にカットして食べるとちょうど良い感じで、お米と一緒に食べる際は好みで容器に残ったタレを足しても良いかもしれません。正直最初は「こんな粉末だけでお肉がやわらかくなるわけないじゃん……」と思っていたところがかなりの衝撃で、豚肉の臭みもほとんど感じられなかったので本当に驚き。せっかくなのでよりおいしくいただこう、ということで焼豚丼を作ってみました。メインはやっぱりこの焼豚。ごはんと一緒に食べても抜群で、お酒のおつまみとしてもかなり優秀そう。卵とも相性抜群で、料理が面倒な時にはお手軽に食卓のメインにしてしまうことも可能。パパッと手間暇をかけずに作れてしまうので、お肉好きは家に常備しておけば緊急腹減り時にかなり役立ちそうな印象。豚バラブロック以外に何も食材を準備する必要がないというのもかなりのグッドな点ですが、レンジでチンする際に一緒にタマネギやニンニクなどを一緒に入れておくとひと味違った焼豚が味わえそう。なお、濃厚焼豚調味料は記事執筆段階で、Amazonにて10箱税込1836円となっています。Amazon.co.jp: ヒガシマル 濃厚焼豚 調味料 3袋入×10箱: 食品&飲料・関連記事「ブリの照り焼き」や「鮭のバター醤油焼き」をレンジでチンするだけで作れる「レンジ用調味料シリーズ」 - GIGAZINE焼くだけで本格的な丼が味わえる「豚焼丼の素&鶏焼丼の素」で丼を作ってみた - GIGAZINEレンジでチンするだけで簡単に作れる「焼かずにてりやき」試食レビュー - GIGAZINE「揚げずにとんカツ調味料」でジューシーなカツをできるだけ簡単に作る方法 - GIGAZINE豚肉と玉ネギをレンジでチンするだけで簡単に作れる「焼かずに焼豚」試食レビュー - GIGAZINE