ドライビングディスタンス賞獲得した石川遼!最新カシオGショックをアピール?(撮影:岩本芳弘)

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<カシオワールドオープン 最終日◇1日◇Kochi黒潮CC(7,316ヤード・パー72)>
 国内男子ツアー「カシオワールドオープン」の最終日。今大会ホストプロの石川遼は5バーディ1ボギー1ダブルボギーの“70”でラウンド。トータルスコアを1オーバーとして26位タイに順位を上げて大会を終えた。
石川遼の一打速報で大会を振り返る!
 「この試合で結果を残せなかったとは残念だし、悔しい」ホストプロという重責を背負って今大会に臨んだ石川だったが、最後まで優勝争いに加わることはなかった。最も大きな原因となったのはパッティングの不調、特にグリーンの読みにあったという。
 「先週がすごく気を遣うコースだったから頭が疲れていたのかもしれないです」今週の石川はパッティングのストローク自体は決して悪い状態ではなかった。しかしタッチやラインなど読みの部分が全くと言っていいほど合わなかった。「最終9番でスライスとフックを間違えたのはショックでした」海外と日本を行き来する転戦を重ねる中で石川の五感が少なからず狂わされていたのかもしれない。
 それでも最終日のラウンドについては「次につながる内容のゴルフができたと思う」とある程度の手応えを得ることができた。「明日くらいは休むかもしれないけど、良い感触が残る内に練習したいですね」日本での試合は今大会が最後となってしまったが、石川は翌々週の「タイ選手権」に出場を予定している。世界ランキングを上げるためにも重要と位置づける大会に向けて調整を重ねる方針だ。
 一方で松山英樹が史上初となるルーキーでの賞金王を獲得したことについて、「難しいどころじゃないです。1年目でシード権を獲得するだけでも難しいし、凄いことなんです。今後、出るかどうかの記録だと思います」と松山の偉業を賞賛。「英樹とはこれからもお互いに高めあっていきたい。僕だけ(刺激を)もらっても仕方ないんで、僕も頑張ってお互いに刺激し合っていきたい」と同年代のライバルの活躍に対して静かな闘志を燃やした。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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