Facebookは、これまで青少年保護の目的で18歳未満のユーザーの投稿の公開範囲を「友達」など限定的な公開のみとしていたが、公開範囲を「公開」で投稿できるようになったと発表した。

従来、13歳から17歳のユーザーがアカウントを作成するとデフォルトの公開範囲は「友達の友達まで」だったが、今後はデフォルトの公開範囲が「友達」となる。さらに、「公開」で投稿する場合は2段階で警告を表示。知り合い以外の誰でもこの投稿を見ることができる、という警告に「OK」をクリックすると全体公開で投稿できる。同社は「他のSNSと同様に18歳未満でも“公開”で投稿できるようにした」と、若年層のユーザー体験をよりオープンにすることで、インターネットネイティブな層を強固に取り込もうとする狙いがあると考えられる。


公開範囲を「公開」とした場合に表示される警告


「OK」をクリックするとさらにもう一度警告が表示される

発表資料
URL：http://newsroom.fb.com/News/737/Teens-Now-Start-With-Friends-Privacy-for-New-Accounts-Adding-the-Option-to-Share-Publicly
2013/10/17