“月の隕石”入りビール製品化、宇宙服メーカー協力で米醸造所が開発。
![“月の隕石”入りビール製品化、宇宙服メーカー協力で米醸造所が開発。](https://image.news.livedoor.com/newsimage/0/9/0901e_249_2013-10-08-183035-m.jpg)
米放送局CBS系列KYW-TVなどによると、このビールを発売したのは、デラウェア州ルイスにあるドッグフィッシュ・ヘッドというビール醸造所。同社の従業員に、NASAも利用する宇宙服製造メーカーの知り合いがいたことから、「セレスト・ジュウェル・エール」を作るきっかけが生まれた。
具体的には、トーストのような香ばしさと、キャラメルのような、また、軽いハーブのようなほろ苦い味わいが特徴とされているこのビール。手に入れるだけでも「信じられないほど珍しい」月の隕石の味を楽しめるビール自体が、ユニークな製品であるのは間違いない。米国では9月22日に販売を開始し、すぐに注目を集めることになった。
となれば、ビールが好きな人ならぜひこのビールを味わってみたいところだろうが、日本人に限らず米国人にとっても口にするのはなかなか大変そう。なぜなら、「セレスト・ジュウェル・エール」はデラウェア州リホーボスビーチにある同社直営店のみでの販売となっており、飲むためにはまずこの店に行かなくてはならないからだ。月へ行って隕石を取ってくることに比べれば米国などはまだ近い、と考えられる人がもしもいれば、ぜひ珍しい“月の隕石入り”ビールを飲みに行ってみてはいかがだろうか。