外見のゆがみは内面のゆがみ!大人女子がNGなファッション

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「あのモデルさんみたいになりたい」など「なりたい自分」のイメージってある? 女性はそんな理想のイメージを持っているからこそ、自分を磨くために努力ができるもの。でもファッションやインテリアのコンサルティングをしている七江亜紀さんは「なりたい自分を追い求めるには、まず本当の自分を知ることが必要」と話す。

「なりたい自分を追い求めて自分の個性に合わないものを着たり、年不相応なものを着たりすると『ちょっと残念だな』と思われてしまうことも。20代後半を過ぎたら、ファッションは人に見られているものという自覚を持つことが必要です。外見はその人の内面を表しているので、外見のゆがみは心のゆがみでもあります。見た目の印象は、その人の不安定さ、信頼できない感じにつながってしまうのです」(同)

では、外見のゆがみとはどういうこと? 七江さんに教えてもらった外見のゆがみに当てはまっていないかどうかチェックして。

◎服の手入れができていない
シャツにアイロンがかかっていない、スカートにシミがついているなど、服の手入れができていない人は、自分を客観的に見ることができない人だと思われることも。もしくは服への愛情がないということは、自分への愛も足りていないのかもと感じさせてしまうかも。生活全体がだらしないといった印象ももたれかねないので、要注意。

◎どこかが悪目立ちしている
流行のスカートをはいているのにそれだけが浮いて見えたり、ブランドの時計が妙に目立ったりするのは、似合っていない、もしくはバランスの悪いファッションになっている証拠。また、洋服やメイク、ヘアスタイルはすべてセットだと心得て。服のコーディネートはばっちりキメたのに、髪の毛がボサボサだとそこだけが目立ち「手を抜いている」という印象を持たれることに。

◎若作りに見える
「自分は自分」と10代の頃と同じようなファッションを続けていると、あるときから急激に実際の本人とかけ離れた「若作り」のイメージとして見えてしまうことがある。「無理している」と思われる若作りより、今の自分を客観視して内面を無理なく表現するほうが、いつまでもおしゃれな人と思われるもの。

おしゃれは、流行を知ることよりも自分らしさを知ることが第一歩なのかも。あらためて自分のファッションを見直してみよう。



七江亜紀
トータルカラーコンサルタント。「色のひと(R)」として活躍。働く女性たちを中心に色を軸としたコーディネートの提案やコンサルティングを行う。著書に『働く女性のための色とスタイル教室』『色とスタイル練習帖』(ともに講談社)がある。

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