チームが集合する週明け、インテルの補強担当者はまずユヴェントスMFマウリシオ・イスラ、次にカリアリMFラジャ・ナインゴラン、そしてバーゼルDFアレクサンダル・ドラゴビッチと予定を組むだろう。

ユヴェントスとは週明けに会談予定だ。ドラゴビッチについては、スイスからは毎日のように、インテル移籍が近付いているかのように言われている。ただし、インテルは少なくとも2人の選手の放出について取引しなければいけない。まずはDFマティアス「・シルベストレだ。

そしてもう1人が、あるとすればだが、DFアンドレア・ラノッキアだ。イングランドでは、マンチェスター・ユナイテッドを筆頭に、真剣に同選手の獲得が考えられているようである。選手の評価額は1500万ユーロ(約19億5000万円)前後。また、ナポリMFフアン・スニガとのトレードの可能性も捨てられない。

一方、FWサムエレ・ロンゴは2017年までの契約延長の準備ができている。同選手には以前からカターニア、最近ではカリアリが関心を寄せており、共同保有権の買い取りオプション付きレンタル移籍があり得る。

カリアリとはナインゴランの獲得交渉があるだけに、ロンゴの件も関係するかもしれない。インテルのマッシモ・モラッティ会長がカリアリのマッシモ・チェッリーノ会長に連絡し、オファーが空振りに終わったこともあって、ローマはナインゴラン獲得から撤退している。