今思うと、前回のダルビッシュは相当不調だったのだと思う。速球系は95マイル以上が無かった。スライダーを多投したのはそのためだろう。今日はそれに比べるとかなり良かった。ただ、シンシナティ・レッズはオークランドのようにしぶとかった。

Dar-20130630

立ち上がり、速球系で攻めるダル。しかし、しぶといボットが歩き、ブランドン・フィリップスは6球連続ファウルを含む11球を投げさせた。早くも24球。

2回、ブルースに安打を打たれるが後続を断つ。スライダーは少ないが決め球になっている。

3回、1死から秋が歩き、2死後ボットが中前に運ぶ。これはシフトの裏をかいたような当たり。しかしフィリップスを三振に切って取る。速球が伸びている。

4回、フレイザーに安打が出る。シンシナティが初球に手を出し始める。しかし売出し中の捕手メソラコを遊ゴロに切って取る。

5回、しぶとい上位打線を三者凡退。相手打線は球種が多いため、狙い球をしぼれていない。

6回、うるさいボットを三球三振、しかしフィリップスは4球で歩かせる。さらにブルースはカッターを右前に運ばれる。ハビア・ポールは粘るが併殺。

7回、二死からロビンソンを歩かせたところで交代。ダルは非常に悔しがったが、ワシントン監督は、この日、冴えていた。左腕ロスはうるさい秋を左飛。

8回、ロスが続いて上がり1死後右腕シェパーズに交替。これが大乱調で、あっという間に安打と四球で満塁。なおも抜けたボールを2球投げた時点でコッツと交替。これもあと1球遅ければ、どうなっていたかわからない。
2点を奪われるも何とかリードを保ってネイサンにつないだ。

ダルは5/16以来の8勝目。悔しがっていたが、ワシントン監督の采配に助けられた。