メッシが5億円超の脱税容疑で告発…有罪なら6年間の収監も

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 12日、バルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、スペインの税務当局から脱税容疑で告発された。スペイン紙『スポルト』など、複数メディアが伝えている。

 同紙は、メッシと父親のホルヘ・メッシ氏が、2007年から2009年までの3年間、所得税を脱税したとして、税務当局に告発されたと伝えている。脱税額は、3年間の合計で400万ユーロ(約5億2000万円)以上に上ると報じられた。

 報道では、メッシは課税回避の目的で、肖像権収入を租税回避地(タックス・ヘイブン)の企業に譲渡したように見せかけ、不正な納税申告をしたと伝えられている。同紙は、メッシが有罪となった場合、最長で6年間、刑務所に収監される可能性があると報じた。

 なお、メッシは自身のフェイスブックを通じて声明を発表。「メディアを通じて今回の件を知った。法を犯すようなことは決してしていないので、非常に驚いている。僕たちは常に、税理士のアドバイスの下で、全ての納税義務を果たしてきた」とコメントし、疑いを否定している。