ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は6日、「私と会長の関係はこれ以上なく良好だ。ミランというクラブは一つであり、選手や監督について会長と話すことはできるが、(マッシミリアーノ・)アッレグリ監督の続投について最後に分析したのは会長だった。私はまったく同意している」と話した。

シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長はトップ下を置くように求めているが、ガッリアーニ代表取締役はレアル・マドリーMFカカーの復帰について否定している。

「彼のサラリーはとても高く、31歳だ。ミラン復帰は否定する。トップ下について、命令ではないんだ。フォーメーションの変更は(リッカルド・)サポナーラの獲得から当然のことだよ。(アレッサンドロ・)ディアマンティのことはとても好きだ。ほかの選手たちと同じようにね。どうなるか、見てみよう」

「どこよりも勝ち点を挙げたのなら、チームは競争力があるということだ。誰も出ていかなければ、誰も加わらないだろう。誰かが移籍すれば、その穴は埋める。我々には25人おり、チームは25人で構成する。だから、このままバカンスにも行けるほどだよ」

「チャンピオンズリーグ予選のことが補強を左右することはない。(ジャンパオロ・)パッツィーニは予選で不在だが、1か月後に不要となる選手を獲得することはないよ。パッツィーニが戻ってくるまでは、若手が代役を務める」

「(カルロス・)テベスがユヴェントスのユニフォームを着ることになったら、ちょっと残念だね。彼とは友情関係を築いたんだ。だが、1年半前の会長は正しかったと思う。彼を獲得していたら、(マリオ・)バロテッリは加わっていなかっただろうからね」