■香りにまつわる逸話

・「友達のつけてた香水がいいにおいで、あまり女の子としてみてなかったからどきっとした」(29歳男性/電機/技術職)

・「ふと、すれ違いざまに香った残り香、あまりに良い香りで思わず立ち止まって振り向いてしまいました。香水とその人の臭いが一体になったような良い香りでした」(56歳男性/情報・IT/クリエイティブ職)

・「スーパーでお客にすれ違ったときに、いい香りがして振り返ったらともさかりえだった」(48歳男性/その他/その他)





■昔を思い出す

・「元カノの香水の匂い、その香りがその子にマッチしていたから、鼻で甘い生活を覚えていたから」(29歳男性/食品・飲料/技術職)

・「ラベンダーの香り、近くを通った時に匂ってきて昔の彼女を思い出してきゅんとした」(27歳男性/不動産/その他)

・「女性の匂いというか、付き合った季節になるとその時のことがその季節の匂いで思い出される……夏なら夏の空とその時期独特の匂いで」(30歳男性/自動車関連/技術職)





■総評

女性の香りにキュンとしたことがある男性は、54%と半数以上。匂いに敏感な男性が多いのか、いい匂いのする女性がお多いのか。

中でも、飛び抜けて多かったのは、シャンプーの香りだった。ふわっと髪から立ち上る甘い香りに「ドキッとする」「やばい」「青春時代を思い出す」と男性たちは大絶賛。「抱きしめたら香った」「すれ違い様に匂う」「髪をかきあげたら匂った」など、軽くセクシャルな雰囲気も相まって、男性本能をくすぐるよう。

同様に、清潔感のある石鹸の香りも人気が高かったが、こちらは「家庭的でいい」「清潔そう」「さりげなく、派手じゃない」と純朴なイメージが高評価だった。

柑橘系の香り、甘い香りも好む男性が多かった。また、女性特有の匂いもあるようで、「落ち着く」「男として反応」「ずっとかぎたくなった」など、とにかくいい匂いのする女性に男性は弱いようだ。「発情期の中学生時代に、同級生から香る臭いは毒だ」という意見もあり、やはりフェロモンは存在するようだ。今まで女性として意識していなかった子が、香水をつけてきてドキッとした、というエピソートを披露してくれた男性もいた。

嗅覚は五感の中でもっとも原始的な感覚と言われているが、香りによってふと過去を思い出すこともあるよう。元カノの香水の匂い、思い出の季節の匂いなどを思い出す、という意見を目にすると、男性の方が繊細でロマンチックな感性をもっているように思える。夏の匂い、ステキだ。

(文・アリウープ 中嶋絵里)

調査時期: 2013年4月25日〜2013年4月27日

調査対象: マイナビニュース会員

調査数: 男性200名

調査方法: インターネットログイン式アンケート