この同僚がすごい! 明日使える仕事術




昨今は男女ともに何十年も働く時代になってきました。そのなかで、上司や同僚、部下を見て「これはすごい!」と思ったことってありますよね。そこで、「同僚のすごい仕事術」について調査しました。



調査期間:2013/2/8〜2012/2/12

アンケート対象:マイナビニュース会員

有効回答数 1000件(ウェブログイン式)



■問題解決での「すごい!」

「仕事を失敗したときのリカバリー能力が高い同僚」(36歳/男性)

「自分が社長とぶつかったときに、間に入って、ちゃんとかばってくれた上司」(39歳/男性)

「部下の失敗に対して叱責するのではなく、原因を解明してどのように解決させるのかとか、今後どのように対策をして行くのかなどを一緒に考えてくれる上司」(29歳/男性)

「いきなり怒鳴りつけてくるような電話の主を、徐々に鎮静化させ話を通した上司。その手腕には周りのみんなも聴き入るほどでした」(30歳/女性)



仕事場ではたびたびトラブルや問題が起こります。そんなとき冷静に対処し、うまくリカバリーできると社内での評価はグンと上がるかも知れませんね。

■残業での「すごい!」

「どんな困難だと感じる仕事も、素早く、しかも愚痴を言わずにこなす部下。すごく助かります」(30歳/女性)

「私の部下はいつも早く帰っているのに、仕事は確実に終わらせています」(30歳/女性)

この他にも、「上司でも必ず定時後30分以内には帰る、帰ってくれたほうが部下としても帰りやすいから」(23歳/女性)という意見も。上司は積極的に早めに帰って、部下をラクにさせてあげるというのが今後主流になってくるかも。

■酒の席での「すごい!」

「毎日飲み会に行っている人がいます。タフだなぁと思います」(28歳/女性)

「お酒が強い上司で、夜中3時まで飲んでいても次の日普通な顔で出社してくるのがすごい」(29歳/男性)

「取引先の社長にいたく気に入られている上司。お偉いさんに特に気に入られやすい人なのだが、あるお客さまと六本木に飲みに行ったときに、持ち金を靴下などに入れて隠し、財布には一万円くらいしか入ってないとアピールして奢ってもらっていました。普通、お客さまにおごってもらうこと自体があまり聞かない上に、そのときは数十万円の飲み代になっていたらしい。しかも、そういうところも含めておもしろいやつだと気に入られているらしいからすごいな、とあらためて思います」(28歳/女性)

最後のエピソード、人間力を感じますね……。「居酒屋はサラリーマンの永遠の恋人」という言葉もありますから、お酒の席でもうまく世渡りできるとよいですね。

■社外での活動

「FXで稼いでおり、本業より収入が多い人がいます」(27歳/男性)

「CDを出し、FMでパーソナリティーをしている同僚」(52歳/男性)

「上司が本を出版していて、けっこう売れています」(31歳/女性)

「プライベートを完全に楽しんでいる部下。好きなアーティストのライブにはどこまででも行っています。そのエネルギー源は一体……」(29歳/女性)

意外と多かったのが、副業や社外での活動に関するエピソード。副業禁止の会社が多いですが、今後は副業もOKに変わっていくかもしれません。

■そのほかの「すごい!」

「女性で、子どもが3人もいる環境の中、課長としていろいろとプロジェクトリーダーになって新しい事業を起こしている方がいます。本当に尊敬しています」(31歳/女性)

「自分のお願いごとを通すのがうまい同僚。しかも、みんなから好かれていて、ゴマスリな感じでもない」(24歳/女性)

「いつも機嫌がいいというか、嫌なことがあっても態度に出さない人。仕事に対するプロ意識が高いと感じる」(28歳/女性)

家庭をきちんと管理し、交渉上手、メンタルを保つ能力にたけているというのは、やはり仕事にも多大に影響してきますね。



……そうはいってもなかなかうまくいかないのが仕事。焦らず試行錯誤しながら、じっくり成長していきたいものですね。みなさんの周りには、「すごい!」という同僚、いますか?



(くわ山ともゆき+プレスラボ)