レスリングが2020年五輪の中核競技から除外されたニュースが報じられたとき、推測される原因のひとつに、女子レスリングの世界的な普及がすすんでいないことが挙げられた。いまやボクシングも含めて、男女そろって競技を実施するのが五輪では常識となっている。

 だが、五輪競技のなかに、一つだけ男女の区別のない競技があるのをご存じだろうか。それは馬術。6種目すべてが男女オープンで行なわれる。日本でもロンドン五輪に「美人ライダー」として話題を集めた武田麗子選手が出場。井上喜久子選手は、1964年東京、1972年ミュンヘン、1988年ソウルと、3度も出場を果たしている。

 ちなみにヨットも北京五輪までは男女オープンの種目があったが、ロンドンからはすべて男女別になった。

※週刊ポスト2013年3月8日号